皆さんゲーミングマウスパッドは何を使っていますか?自分に合ったマウスパッドを選べていますか?
有名なマウスパッドだから何となく使ってる、プロ選手の使っているマウスパッドを真似して使っている人も少なくないでしょう。ただ、そのマウスパッドが自分に合ったものかどうか考えてみてください。
ゲームをしている時に、「ちょっと滑りすぎるな」「滑りが遅すぎる」「マウスパッドが小さくて思うようにマウスが動かせない」などの不満がある人は、今使っているマウスパッドを見直す必要があるかもしれません。
自分に合ったマウスパッドを見つけると、多少感度が変わってもビタビタエイムが合う感覚があります。逆にマウスパッドが合っていないとどんなに感度を変えても「なんかエイムが合わない」ということになりかねません。
実際僕も滑りの速いマウスパッドを使うとエイムがふわふわしてしまいます。なのでコントロールタイプのマウスパッドを好んで使用しています。
そこでこの記事ではマウスパッドの大きさから滑りのタイプといったFPSプレイヤーに必要なマウスパッドの選び方を簡単に解説します。
・最初は自分が気になったマウスパッドで大丈夫
・徐々に自分の好みに近づけていく
・マウスパッドは大きいものを選ぶ
・マウスパッドの滑りは大きく3種類に分けられる
・おすすめはバランスタイプのマウスパッド(G-SR SE・artisan零 soft・G640)
マウスパッドの滑りはエイムに直結する
マウスパッドの滑りはエイムに直結します。皆さんエイムを良くしようとマウスを買い替えることがあると思いますが、僕はマウスパッドの方がエイムに対する影響力は大きいと考えています。
なぜならマウスを滑らせているのはマウスパッドだからです。当たり前のことですが、何故かマウスパッドは軽視されがちです。
僕の体験談になりますが、感度やマウス変えた時よりもマウスパッドを変えた時の方がエイムの変化が大きかったです。逆に合わないマウスパッドを使っている時は感度やマウスを変えてもいまいちしっくりきませんでした。
また、マウスよりもマウスパッドを買い替えた方がコストも安く抑えれるので、ほどほどに合うマウスを見つけたら次はマウスパッド探しの旅に出てはどうでしょうか。
自分に合ったマウスパッドの見つけ方
自分に合ったマウスパッドを見つけるには今使っているマウスパッドの特徴を知ることが大切です。そして、特徴を知ったら、自分のエイムを「滑り」と「止め」どちらの方向に成長させたいか考えましょう。
僕の場合、最初に使っていたマウスパッドがsteelseries QcK+というマウスパッドでした。
このマウスパッドの特徴は
- コントロールタイプ
- サイズ450mm×400mm×2mm
- 沈み込みによるストッピング性能は無い
という標準的なマウスパッドでした。
この時の僕は「もう少しビタッとエイムを合わせたい」という悩みがありました。つまり、コントロール性能が足りていなかったということです。
そこで更にコントロール性能を高めるためにZOWIE G-SRを購入したところ、当時の自分が求めていた滑りにかなり近づくことができました。
初めから自分に合ったマウスパッドを見つけるのは難しい
ゲーミングマウスパッドは非常に多くの種類があるので、初めから自分に合ったものを見つけるのは難しいです。
なので、最初は自分の気になったマウスパッドを使って全く問題ありません。そのマウスパッドを使っていて「もう少し滑りの良いマウスパッドがいい」などの悩みが出てきたら買い替えを検討しましょう。
少しづつ自分の好みの滑りに近づけていきましょう。
マウスパッドの選び方
マウスパッドの大きさは450mm×400mm以上を選ぼう
最初にマウスパッドの大きさから解説します。FPSで使用するマウスパッドは出来るだけ大きなものを使用しましょう。
机全体を覆うほどの大きさは必要ありませんが、自分がマウスを動かしていて不自由に感じないサイズのものを選ぶことがとても大切です。
何故マウスパッドのサイズを大きくして欲しいかというと、プレイの幅を狭めて欲しくないからです。
マウスパッドが小さいと
- ハイセンシ(高感度)でプレイする必要がある
- マウスパッドに腕を乗せれない
というデメリットが生まれます。
ハイセンシ(高感度)でプレイする必要がある
これが小さいマウスパッドを使う最大のデメリットです。初心者の方が陥りやすいポイントでもあります。
感度を高くすると、少しマウスを動かしただけで画面が大きく動いてしまうので、エイムの難易度は激増します。マウスを1cm動かして画面が1cm動くのと、マウスを1cm動かして画面が1m動くのでは前者の方がエイムしやすいと感じるはずです。
実際プロ選手の感度を見てみるとミドル~ローセンシの方がほとんどです。
たまにハイセンシで超強い選手がいますが、そういった方はかなり特殊です。プレイスタイルを真似するのは良いですが、感度を真似するべきではありません。
小さいマウスパッドを使うと、この難易度激増のハイセンシを強制されてしまいます。これではFPSがなかなか上手くなりません。奇跡的に上手くなったとしてもミドル~ローセンシでプレイすればもっとうまくなっている可能性が高いです。
マウスパッドに腕を乗せれない
FPSをやり込んでいる人の中には机に腕を乗せてプレイしている人も少なくありません。僕もその内の1人です。
机に腕を乗せると、リラックスした状態でマウスを動かせるので視点移動が安定します。valorantなどのヘッドラインを合わせ続けるゲームでは視点移動の上手さがそのままエイムの良さに直結することもあります。
マウスパッドが小さいと、腕を大きく動かしたときにマウスパッドの縁と腕が擦れて不快感を覚えます。それが原因でプレイに集中できなくなるのは非常にもったいないです。
快適なゲームライフを送るためにも大きなマウスパッドを選びましょう。
マウスパッドの滑りは大きく3種類に分けられる
マウスパッドの滑りは大きく
- スピードタイプ
- バランスタイプ
- コントロールタイプ
に分けることができます。
まずは大まかでいいので自分の滑りの好みを知りましょう。
「DPQP」というマウスパッドの滑りをまとめてくれている神サイトがあるのでそちらをチェックしてください。レビュー記事も豊富なので自分に合ったマウスパッドを見つけれるかも?
スピードタイプ
滑りを重視したマウスパッド。軽快なマウス操作が可能な反面、ストッピング性能に欠ける。
バランスタイプ
滑りと止めのバランスがいいマウスパッド。ほどよい滑りと止めであらゆる場面に対応できるが、器用貧乏になることも。
コントロールタイプ
止めを重視したマウスパッド。スピードに欠けるが、正確なコントロールがしやすい。
おすすめはバランスタイプ
おすすめはバランスタイプのマウスパッドです。いろいろなゲーム・感度に対応できる万能型なので、迷ったらとりあえずこのタイプを選びましょう。
バランスタイプのマウスパッドを使用して、滑りに満足いかなかったら自分の好みに合わせて新しいマウスパッドを選ぶといいです。
バランスタイプのマウスパッドでおすすめなのは、
- ZOWIE G-SR SE
- artisan 零 soft
になります。
特にG-SR SEはバランスの取れた滑りだけでなく、肌触りもいいため使っていて非常に快適なマウスパッドだと感じました。
artisan零はマウスパッドが非常に高品質かつバランスがいい滑りなのですが、表面のざらつきが強く腕が擦れて気になる人もいるようなので次点とさせていただきます。
ただし、どちらも価格が高いため手が出しづらいと思います。そんな人におすすめなのがlogicool G640です。
こちらは上記2つよりも品質がやや劣りますが、その分コストパフォーマンスに優れた製品です。初めてゲーミングマウスパッドを購入される方にもおすすめです。
まとめ
・最初は自分が気になったマウスパッドで大丈夫
・徐々に自分の好みに近づけていく
・マウスパッドは大きいものを選ぶ
・マウスパッドの滑りは大きく3種類に分けられる
・おすすめはバランスタイプのマウスパッド(G-SR SE・artisan零 soft・G640)
自分に合ったマウスパッドを見つけると、今までよりも思ったところにエイムが合う感覚が分かると思います。ただ、ピッタリのマウスパッドを見つけるのは難しく、何枚かマウスパッドを購入する必要があります。
そんな時は自分の使っているマウスパッドがどんな滑りなのか確認して、どの方向に自分のエイムを持っていきたいのか考えてからマウスパッドを買うと失敗しづらいです。
この記事を読んで少しでも自分に合ったマウスパッド選びの参考になれば幸いです。