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Logicoolから発売されている王道マウスパッドG640。
G640は滑りと止めのバランスが良く「感度」や「プレイするゲーム」を選ばない汎用性の高さが売りのマウスパッドです。
今回はそんな王道マウスパッドについてより詳しくレビューします。「このマウスパッドが自分に合ってるか分からない」と思っていた人は最後まで要チェックです。
目次から飛べるので気になるところからチェックしてください!
Logicool G640の製品仕様
Logicool G640のスペックはこちらから
サイズ(横×縦×厚さ) | 460mm×400mm×3mm |
滑り | バランス型 |
材質 | クロス(布) |
ステッチ加工 | なし |
滑り止め | ラバー素材 |
色展開 | 黒 |
価格 | 3,500円(2024/12/16時点) |
Logicool G640のスペックはこちらから
サイズ(横×縦×厚さ) | 460mm×400mm×3mm |
滑り | バランス型 |
材質 | クロス(布) |
ステッチ加工 | なし |
滑り止め | ラバー素材 |
色展開 | 黒 |
価格 | 3,500円(2024/12/16時点) |
サイズ
460mm×400mmの大型マウスパッド。ローセンシの方で腕をぶんぶん振る人でも快適に使用できます。実際にマウスを乗せてみるとその大きさが分かると思います。
より大きいサイズが欲しい人はG840
サイズ展開はG640/G840の2種類。G840はXLサイズに相当する900mm×400mm×3mmとなっています。
使用感を変えずに机全体を覆えるほどの大きさが欲しい人はG840を選択しましょう
厚みが欲しい人はG740
マウスパッドにクッション性を求める人はG740という厚さ5mmの製品があるので、そちらをチェックしてみてください。
似た名前のマウスパッドがたくさんあるので注意
Logicoolのマウスパッドは他にもG240やG440がありますが、それぞれ厚さや材質が異なるので注意しましょう。
こちらに比較表を載せておきます。
各商品のスペック表
G240 | 横 340mm | 縦 280mm | 厚さ 1mm | 材質 クロス |
G440 | 横 340mm | 縦 280mm | 厚さ 3mm | 材質 ハード |
G640 | 横 460mm | 縦 400mm | 厚さ 3mm | 材質 クロス |
G740 | 横 460mm | 縦 400mm | 厚さ 5mm | 材質 クロス |
G840 | 横 900mm | 縦 400mm | 厚さ 3mm | 材質 クロス |
各商品のスペック表
横 | 縦 | 厚さ | 材質 | |
---|---|---|---|---|
G240 | 340mm | 280mm | 1mm | クロス |
G440 | 340mm | 280mm | 3mm | ハード |
G640 | 460mm | 400mm | 3mm | クロス |
G740 | 460mm | 400mm | 5mm | クロス |
G840 | 900mm | 400mm | 3mm | クロス |
サラサラな表面
G640の表面はサラサラの質感です。手触りがよく腕を滑らせても摩擦が気にならないので、長時間使用しても腕を痛めることは無いでしょう。
また、サラサラとした表面なのでアームカバーとの相性も良いです。シビアにゲームをプレイする人にも嬉しい仕様と言えます。
ステッチ加工無し
G640はステッチ加工がありません。ステッチ加工が無いと腕の擦れなどで徐々にマウスパッドの表面が剥がれてくる可能性があります。
レビューでも「表面が剥がれてしまった」と言っている人を見かけるので、耐久性はあまり高くないと言えるでしょう。
滑り止めの性能はイマイチ・・・
底面の滑り止めはそこそこの性能といった印象です。ハイセンシでマウスを動かしてもあまり気になりませんが、ローセンシで腕を乗せて振り回していると少しずれます。
しかし、ゲーム中にマウスパッドが動いてエイムがぶれる程では無いので過度な心配はしなくても大丈夫です。
センサーとの相性
僕が普段使っているマウスではセンサー飛びが発生することはありませんでした。余程特殊なセンサーを使っていない限りセンサーとの相性は問題ないでしょう。
主な使用マウス一覧
- G Pro X Superlight
- G Pro X Superlight 2
- Deathadder V3 Pro
- ZOWIE ZA13-C
- VAXEE NP-01S
- VAXEE NP-01
Logicool G640の滑りと止め
汎用性が高いシンプルな滑り
ゲーミングマウスパッドは「スピードタイプ」「バランスタイプ」「コントロールタイプ」の3タイプに分けられます。
G640はその中でも「バランスタイプ」に属するマウスパッドです。滑りと止めのどちらもそつなくこなす優等生といった印象で、様々な「ゲーム」「感度」に対応できる性能と言えます。
また、厚さが3mmと程よいクッション性があり、マウスの止め動作をアシストしてくれます。厚みがあると言っても引っ掛かりが生まれる程では無いので、追いエイム中心のゲームでも問題なく使用できます。
同価格帯のRAZER GIGANTUS V2やSteelSeries QcKと比べると速い滑りです。また、同じ「バランスタイプ」に属するG-SR-SEやArtisan零よりもやや速めの滑りだと感じました。
Logicool G640を使った感想
- 癖のない滑りで扱いやすい
- 汎用型で突き抜けた性能はない
- ラバーベースの滑り止めが物足りない
癖の少ない滑りで使いやすい
G640を使った正直な感想は「普通のマウスパッド」です。可もなく不可もない標準的なゲーミングマウスパッドだと感じました。
サイズ、滑り、その他の使用すべてがゲーミングマウスパッドに求められるものを最低限に備えており、全体的にまとまった印象のマウスパッドでした。
そのため、初心者が扱いやすいのはもちろんのこと、様々な状況に臨機応変に対応する必要のあるコアゲーマーにもおすすめしやすいと感じました。
滑り止めが気になる
1つ気になった点は滑り止めの性能です。
僕は振り向き30cm以上のローセンシなので、ゲーム中に腕をぶんぶん振るのですが、ゲームが終わった後にマウスパッドを見ると位置がずれてしまうことが多いです。
使用中にはあまり気になりませんが、神経質な人には気になるポイントかもしれません。
Logicool G640とSteelSeries Qck+を比較
G640とQck+はどちらも定番マウスパッドとしての地位を確立しています。ユーザーの中にはどちらを選べばいいか分からないという悩みを持つ人も少なくありません。
そこで簡単にG640とQck+の違いをまとめました。少しでも参考になれば幸いです。
G640とQck+の比較はこちらから
サイズ | G640 460mm×400mm×3mm | Qck+ 450mm×400mm×2mm |
サイズ展開 | G640 G640/G840 | Qck+ S~5XL |
材質 | G640 クロス | Qck+ クロス |
ステッチ加工 | G640 なし | Qck+ なし |
滑りの速さ | G640 | Qck+ |
止めやすさ | G640 | Qck+ |
amazon価格(2024年8月) | G640 3,500円 | Qck+ 2,400円 |
G640とQck+の比較はこちらから
G640 | QcK+ | |
---|---|---|
サイズ | 460mm×400mm×3mm | 450mm×400mm×2mm |
サイズ展開 | G640/G840 | S~5XL |
材質 | クロス | クロス |
ステッチ加工 | なし | なし |
滑りの速さ | ||
止めやすさ | ||
amazon価格(2024年8月) | 3,500円 | 2,400円 |
滑り
滑り | G640 | QcK+ |
止めやすさ | G640 | QcK+ |
G640 | QcK+ | |
---|---|---|
滑り | ||
止めやすさ |
G640はサラサラとした表面で滑らかなマウス操作を提供してくれます。滑りもQcK+よりも速く、スムーズな操作が可能です。
QcK+はザラザラとした抵抗感のある滑走面でG640よりもコントロール性の強い滑りとなっています。止め性能を上げたい人はQcK+の方が合ってるかもしれません。
- G640はサラサラとした表面で滑りと止めのバランスがいい
- QcK+は抵抗感があり、止めを重視した滑走面
厚さは3mmと2mmで異なります。数値だけ見るとあまり変わらないように見えますが、実際に使ってみると使用感に違いがあります。
G640は力を加えるとやや沈み込むのに対して、QcK+はほとんど沈み込みがありません。マウスに力を入れてストッピングをかける人には大きな違いとなります。
少しでもクッション性を求める人はG640をおすすめします。
価格
amazon価格(2024年8月) | G640 3,500円 | QcK+ 2,400円 |
G640 | QcK+ | |
---|---|---|
amazon価格(2024年8月) | 3,500円 | 2,400円 |
価格はG640とQcK+で約1,000円差となります。少しでもマウスパッドの費用を抑えたい初心者の方には大きな差と言えます。
価格だけで見るとやはりQcK+が強いですが、マウスパッドは使用感が非常に重要です。少しでも滑りのいいマウスパッドが欲しい人はG640も視野に入れていいと思います。
まとめ
G640はゲーミングマウスパッドの標準とも言える性能をしています。滑り、止め、その他の性能すべてがいい意味で標準的です。
初めてゲーミングマウスパッドを購入される方はもちろんのこと、中級者、上級者、プロ選手様々な人が使用できる万人受けマウスパッドです。
価格も3,500円とゲーミングマウスパッドの中では比較的安価に購入できるので、高頻度でマウスパッドを交換する人にもおすすめできます。
よりクッション性の高いマウスパッドが欲しい人はG740という厚さ5mmのモデルもあるのでそちらもチェックしてみてください。