いつも通りXを除いていたらこんなニュースが飛び込んできました。「Logicoolから新作のゲーミングデバイスが登場する」最近のlogicoolはライトユーザー向けと思われるデバイスが何作か登場していたので「今回もライトユーザー向けかな?」と思っていました。
しかしここで嬉しい誤算がありました。今回はヘビーユーザーも待っていたG PROエルゴノミクス版が登場するとのこと。また、初代G PROの後継機PRO 2 LIGHTSPEEDも登場。他にもキーボードやヘッドセットなど新作が発売するそうです。
今回の記事では僕が気になっているPRO X SUPERLIGHT 2 DEXとPRO 2 LIGHTSPEEDを覗いていこうと思います。
※一部推測も入っているので100%正確な情報ではないことをご了承ください。
待望のG PROエルゴノミクス版が登場します!
数か月前にささやかれていた噂「G PROのエルゴ版が出る」。正直「ネタ情報でしょ」と高を括っていましたが、いい意味で裏切られました。皆さんお待ちかねPRO X SUPERLIGHT 2 DEXの登場です。
気になるスペックは?
気になるスペックを簡単にまとめると
- エルゴ形状
- 全長125.8mm×横67.7mm×高さ43.9mm
- 重量60g
- HERO2センサー
- ポーリングレート8000hz対応
- 最大95時間連続稼働
- ブラック・ホワイト・マゼンタの3色展開
となります。Logitechの許可が無いのでここで画像をお見せすることは出来ませんが、気になる方はXかlogitechホームページからチェックしてください。
目を引くのは「エルゴ形状」「ポーリングレート8000hz対応」でしょうか。
形状を見ていきます
左右対称のPRO X SUPERLIGHT 2も非常に優れた形状でしたが、かぶせ持ちユーザーからするといまいちフィット感に欠ける形状をしていました。だからと言って現状G703hを使うのは重量的に厳しいものが・・・。
そんなユーザーのニーズに答える形で登場したのがPRO X SUPERLIGHT 2 DEXです。画像を見てみると、まさに「エルゴノミクス」といった形状をしています。G703hのような特徴的な形状ではなく、市場でよく見るオーソドックスな形状だと思われます。
ここはG703hの後継機を望んでいた人からすると少し残念なポイントです。しかし、zowie ECシリーズやrazer deathadder v3などを好んで使用している人からするとかなり移行しやすい形状なのではないでしょうか。
また、新規でゲーミングマウスを購入される方もエルゴノミクス形状を存分に楽しめると思います。
・全長125.8mm
・横67.7mm
・高さ43.9mm
となっており、M~Lサイズに相当するマウスとなるでしょう。
参考までにPRO X SUPERLIGHT 2と他のエルゴマウスの形状をまとめました。
PRO X SUPERLIGHT 2 DEX | 125.8mm×67.7mm×43.9mm |
PRO X SUPERLIGHT 2 | 125.0mm×63.5mm×40.0mm |
G703h | 124.0mm×68.0mm×43.0mm |
deathadder v3 pro | 128.0mm×68.0mm×44.0mm |
EC2 | 123.0mm×65.0mm×42.0mm |
MサイズのEC2よりもやや大きく、Lサイズのdeathadder v3 proと同じくらい、もしくはやや小さめのサイズなので、マウス全体で見てもやや大きめと言えるでしょう。
かぶせ持ちでリラックスして持ちたい人にはちょうどいい大きさだと思います。ただし、つかみ持ち・つまみ持ちユーザーや、手の小さい人からすると少し大きい形状だと思います。
実際の使用感については発売してからのお楽しみですね。
ポーリングレート8000hzに対応
PRO X SUPERLIGHT 2 DEXではポーリングレート最大8000hzに対応。PRO X SUPERLIGHT 2では4000hzまでしか対応していないのですが、こちらも進化させてきました。
他社のマウスが8000hzに対応し始めたのを見ての変更でしょう。正直今までのセンサーでも十分すぎる程高性能だったので、これ以上アップグレードする必要はないと感じますが、選択肢が増えることは良いことだと思います。
ポーリングレートに関してはこちらからどうぞ
初代G PROの後継機PRO 2 LIGHTSPEED
お次に紹介するのは初代G PROの後継機PRO 2 LIGHTSPEED。形状や重量設計は変更せずに、内部構造が現在のスペックにアップグレードされました。
・ブラック、ホワイト、マゼンタの3色展開
・センサーが最新のHERO2に変更
・スイッチがLIGHTFORCE Switches(光学式スイッチ)に変更
・バッテリー最大95時間連続稼働
・重量
・カスタマイズ可能なサイドボタン
・マウスソール
・最大ポーリングレート
カラー展開が激熱すぎる
今となってはG PROのカラー展開がブラック、ホワイト、マゼンタの3色が主流になっていますが、初代G PROが発売されたときはブラックの1色しかありませんでした。
限定色でG PRO GHOST(白)が発表されたときはめちゃくちゃテンションが上がったのを今でも鮮明に覚えています。白の本体に青色のライティングをするととにかくかっこいいんですよ。
・・・とかなり個人的な感想が出てしまいましたが、マウス選びでカラーを気にされる方も少なくありません。そこでしっかり3色展開になったのは流石だなと思いました。
センサーについては体感できないかも?
センサーもHERO2と呼ばれる最新のセンサーに変更されました。しかし、初代G PROの時点でプロシーンでも全く問題なく使用できていました。ですので、今最新のセンサーに進化したからと言って、恐らくその違いは体感できないでしょう。
LIGHTFORCE Switches(光学式スイッチ)とは?
今回の変更で一番体感できる違いはLIGHTFORCE Switches(光学式スイッチ)でしょう。
光学式スイッチになることで、G PROの懸念点であったチャタリングが防止できる上にクリック遅延も大幅に改善されます。
しかし、その使用感はかなり特殊。もともと軽いスイッチだった初代G PROとは打って変わってLIGHTFORCE Switchesはとても硬いスイッチとなります。
使っていれば気にならなくなりますが、移行した時は多くの人がその違いにびっくりすると思います。気になる方は同様のスイッチが搭載されているPRO X SUPERLIGHT 2を触ってみてください。家電量販店でも見る機会の多い製品です。
今回の機種で軽いスイッチに調整されていると嬉しいな
僕が気になったのは・・・
様々な変更がされ、確実に性能が向上したと言えるPRO 2 LIGHTSPEEDですが、1つ気になる点があります。
それが80gの重量設計です。マウスは軽ければいいというものではありませんが、80gはやや重たいように感じます。今は軽量マウスが大流行していて50g台のマウスも少なくありません。
流石にそこまで軽くする必要はないかもしれませんが、70gくらいまで軽量化してくれるともっと多くの人にマッチしたマウスになると思いました。
そこが気になるポイントでした。
他にも、ポーリングレートが既存の1000hzまでしか対応していませんが、初代G PROを購入される方はそこまでの性能を求めていないと思いますし、値段を考えると仕方がないでしょう。
以上のようにPRO 2 LIGHTSPEEDは、元々の使用感を変更せずに性能をアップグレードしたモデルになります。軽量マウスが好みではない方や最新機種は高すぎて流石に手が出せない方には嬉しい変更と言えるでしょう。
個人的な意見としては、重量を70gくらいまで下げてくれると更に万人受けした製品になると思いました。
他にもG913TKLの後継機など気になる商品が・・・
他にもG 913TKLの後継機、ラピッドトリガー対応キーボード、ヘッドセットなどの新商品が発表されました。デバイスオタクとしてはすべて気になるところですが、今回の記事では割愛させていただきます。
G915 X TKLが気になりますが、お値段が・・・高すぎますよね。今のキーボード全般に言えますが、性能が良くなった半面、ライト層にはなかなか手が出せないですよね。それでも欲しいですが。
今回の発表はlogitechの気合の入り方が伺えてとっても嬉しかったです。今後もデバイス業界を引っ張ってくれる商品が出ることも期待しています。