立ち回りって?
立ち回りとは
その状況において考えうる最善手をとり、有利に試合を運ぶこと
だと考えています。様々な立ち回りの記事や動画がありますが、最終的にはこの考えに行きつきます。
そして、立ち回りを考えてプレイすることで、エイムやキャラクターコントロールなどで発生したミスをカバーすることもできます。
ここで言う「最善手」とは、今の自分のパフォーマンスを最大限に発揮するための行動です。なので、エイム力最強のプロと初心者の方では基本的な動きは共通する部分もありますが、細かい立ち回りが変わってきます。
また、エイム力が足りない人はこの立ち回りをより深く学ぶ必要があります。
立ち回りに必要な要素
エージェントの特性
valorantはエージェントによって出来る事が大きく変わります。ジェットとヴァイパーでは立ち回りに大きな違いがあるのは明確ですよね。
このエージェントごとに出来る事を明確にしなければいけません。まずは自分のメインロールは何か振り返ります。そうしたらそのロールの基本的な動きを覚えましょう。
デュエリストは「切り込み隊長として積極的に情報取りをする」、イニシエーターは「味方が有利に動けるようにサポートをする」などです。
これらの特性が理解できていない限りvalorantにおける立ち回りは上達しないと考えてください。上手な人はこの基本が成り立ったうえで個人の考えを立ち回りに取り入れています。
音
音も立ち回りにおいて非常に重要な要素です。音によって、敵の位置はもちろんのこと、使っている武器や使用したスキル、それにより敵の大まかな配置までわかります。この情報を活かさない手はないでしょう。
初心者の方はこの「音」という情報を軽視しがちですが、上級者になるほど音の情報を重視しています。イヤホンや音の設定にこだわるのはこのためです。
音に関してはとりあえず音量を上げてください。必要な情報を聞き取れない状態が良くないので、聞こえる前音量を上げましょう。
細かい設定に関しては正直気にしなくても大丈夫です。詳しくはこちらから
マップ知識
マップを覚えていないのに立ち回りを鍛えようとするのはナンセンスです。今すぐマップを覚えましょう。それほどまでに重要です。先程解説した「エージェント」「音」よりも優先順位は高いです。
細かい地形や障害物の配置を覚えることで、今まで培ってきた立ち回りの考え方が活きてきます。
もし、「射線管理が大切」という情報が頭の中に入っていても、マップを把握していなくて実際に射線を切る手段が無かったら意味がないですよね。
また、咄嗟のシチュエーションでこのマップ理解度の差が出てきます。完璧にマップを把握していれば次の行動がより明確になるからです。
今すぐカスタムゲームに入ってマップの勉強をしましょう。
経験
今まで培ってきた経験によって立ち回りの「精度」が変わります。上手い人たちがとにかくランクをやっているのはこの経験を積むことが出来るからです。
今の段階で経験がなく、知識だけを頭に詰め込んでいる人は今すぐやめましょう。その知識を集めている時間をランクにつぎ込んだ方が何倍も上手くなります。
また、実際にプレイしてみるとその知識が自分にとって本当に正しいものかも見えてきます。もし間違っていると感じたら、「どこが違うのか」「自分なりにその知識を活かすためにはどうすればいいのか」といった改善点が見えてきます。
そして、その知識を自分の立ち回りに実際に取り入れれたら成長に繋がります。そして、実戦→反省→実戦→反省を繰り返し、立ち回りを向上させましょう。
判断力
先程の経験と似た内容になりますが、判断力を鍛えることで立ち回りの「スピード」が上がります。試合中は正しいか、間違っているかはあまり考えずに、自分の考えを信じて素早く動きましょう。
もし間違っていたら、その時に「この動きは間違っていたから、次はこうしよう」と考えてください。反省は試合の後にしましょう。
そうすることで、他のプレイヤーよりも素早く行動でき、有利なポジショニングが可能になります。この素早い判断を重ねていくうちに、先程の「経験」と相まって判断力が鍛えられます。
最後に
今回は立ち回りについてより深堀しました。これで今までふわふわしていた考えもまとまったと思います。是非これからのvalorantライフに活かしてください。
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