皆さんゲーミングマウスとマウスパッドは何を使っていますか?
僕はゲーミングデバイスが好きで様々なマウス、マウスパッドを試してきました。そんな中で「結局このデバイスを一番使っているな」と思うものが2つありました。
それがg pro x superlight ×g-sr seです。
こだわりは無いけどとりあえず良いセットアップを教えて欲しい
という人にとってもおすすめです。
どちらも尖った性能というよりも万人受けする性能をしており、どんなゲーム、プレイスタイルにもおすすめできます。
この記事では僕の推しであるg pro x superlight ×g-sr seの魅力を語ります。
・どんな持ち方でも80点の持ちやすさ
・形状を変えずに性能がアップデートされてきた
・g pro x superlight 2では高ポーリングレートにも対応
・価格は目玉が飛び出る程高い
・バランスタイプの滑りで扱いやすい
・フリック・トラッキングのどちらもそつなくこなす優等生
・尖った滑りではないので、物足りなく感じる人もいる
・価格はやや高め
g pro x superlight
Logicoolから発売されたゲーミングマウス「g pro」シリーズ。おそらく一番知名度の高いゲーミングマウスではないでしょうか。
初心者からプロまであらゆる人が使っているゲーミングマウスですが、一体なぜそんなにも人気なのか。
理由を一言で言ってしまうと、「誰が使ってもほどほどに持ちやすいマウス」だからです。
平凡な形状が人気
g proはとにかく形状が平凡です。
zowie za13のように背が高くなっているわけでもなく、razer viper v2 proのように平べったいわけでもありません。サイドの形状もxm1のように逆はの字ではなく絶壁です。
本当にこれと言って特別な形状ではありません。しかし、それこそがg proの良い所なのです。
どんな持ち方でも80点くらいの満足感で、不快になるポイントがありません。サイズも中型で大きすぎず、小さすぎないです。
細かい形状にこだわる人には物足りないかもしれませんが、多くの人は「やっぱg proでいいや」となると思います。
僕もいろいろマウスを試してきましたが、g proが一番違和感なく使えると感じています。
実際プロシーンでもg proの使用率は非常に高いです。どれか一つのゲームで使用されているわけではなく、あらゆるゲームで高い使用率を誇っています。
スペックを常にアップグレードしてきた
初代g proが発売されてからg proは常にアップグレードしてきました。今では3代目になるg pro x superlight2に進化しています。
時代のニーズに合わせつつも尖り過ぎない性能で、古参・新規ユーザーのどちらからも支持されてきました。
形状を変えずに内部構造だけ進化しているのが、g proユーザーにはとってもありがたいです。
最大ポーリングレート | 4000hz |
メインスイッチ | LIGHTFORCEスイッチ(光学式) |
g pro x superlight2ではポーリングレート4000hz対応、メインスイッチに光学式を採用するといったアップデートをしてきました。
ポーリングレートを4000hzにすることでよりスムーズなカーソル移動を実現しています。また、高ポーリングレートにすると応答速度が速くなると言われています。
メインスイッチのLIGHTFORCEスイッチはいわゆる「光学式」のスイッチで、メカニカルスイッチに比べてクリック遅延が非常に少なく、理論上チャタリングが起きないとされているスイッチです。
これらの機能は最近のゲーミングマウスでは標準となりつつあるので、順当なアップデートとなっています。
クリック感が心配
これだけ褒めちぎっているg pro x superlight 2ですが、懸念点もあります。それがメインスイッチのクリック感です。
これまで触ってきたゲーミングマウスの中でもかなり硬い部類に入ります。前作までのg proがやや軽めだったので、乗り換えを考えている方は違和感を覚えるかもしれません。
逆に、パキパキとしたクリックが好みの人はピッタリかもしれません。僕は結構好きです。
幸いにもg pro x superlight 2はゲーミングマウスの取り扱いがある店舗では、実機を触れる機会も多いので気になる方は一度触ってみてください。
価格は馬鹿みたいに高いです
価格に関して言うと、正直言って目玉が飛び出るくらい高いです。執筆時点でg pro x superlightが約20,000円、g pro x superlight 2は約25,000円とびっくりするくらい高いです。
特にg pro x superlightとg pro x superlight2は体感できる違いが少ないので、g pro x superlight 2の高ポーリングレートや光学式スイッチに魅力を感じない人はg pro x superlightでも十分だと思います。
この浮いた5,000円で後ほど紹介するG-SR SEを購入してもいいですし、他の機材に充ててもいいと思います。
G-SR SE
お次に紹介するのがzowie g-sr seマウスパッドです。
サイズ | 470mm×390mm |
厚さ | 3.5mm |
バランスタイプの滑走速度が扱いやすい
g-sr seは滑りと止めのバランスが良いマウスパッドです。g proと同じく万人受けしやすい使用感で多くのプレイヤーに使用されています。
滑り | 止め |
---|---|
サラサラとした滑走面で、滑り出しから大きなトラッキングまでスムーズな滑りとなっています。他のマウパッドと比べると、G640・artisan 零 softよりもわずかに遅く、vaxee paやqck+より速いです。
スムーズながらもトラッキングの邪魔にならない程度の表面摩擦があるので、apexなどのトラッキング主体のゲームから、valorantなどのフリック主体のゲームのどちらでも使用しやすいマウスパッドとなっています。
3.5mmの厚さがちょうどいい
g-sr seは厚さが3.5mmでやや沈み込みのあるマウスパッドです。適度な柔らかさのマウスパッドで、ストッピング性能がありつつも、トラッキングもしやすいちょうどいい柔らかさです。
マウスパッドの硬さはマウスの滑走速度に影響します。
簡潔に言ってしまうと、
- 硬いマウスパッドは滑走速度が速い
- 柔らかいマウスパッドは滑走速度が遅い
という特徴があります。
g-sr seの場合はやや硬めくらいです。先程も述べたように適度にマウスパッドが沈み込むので、ほどよくストッピングのアシストをしてくれます。
この「硬さ」も多くの人が扱いやすいものとなっています。
ややお高めの価格設定
g-sr seの欠点を挙げると、執筆時点で5,980円というややお高めの価格設定でしょう。布製マウスパッドは消耗品なので、いつかは交換しなくてはいけません。
シビアに滑りの変化を感じる人であれば1,2か月ほどで交換する人もいます。そんな消耗品であるマウスパッドに5,980円をかけれる人はあまり多くないと思います。
なので、コスパが良いかと言われるとそうでもありません。logicool G640や、razer gigantus v2などの製品の方がコスパは良いでしょう。
まとめ
・どんな持ち方でも80点の持ちやすさ
・形状を変えずに性能がアップデートされてきた
・g pro x superlight 2では高ポーリングレートにも対応
・価格は目玉が飛び出る程高い
・バランスタイプの滑りで扱いやすい
・フリック・トラッキングのどちらもそつなくこなす優等生
・尖った滑りではないので、物足りなく感じる人もいる
・価格はやや高め
今回紹介したG Pro X SuperlightとG-SR SEはどちらも万人受けしやすい形状・性能をしています。
そのため、今回のセットアップでなくても、今使っているお気に入りのマウス、マウスパッドと一緒に使うだけでも一気にゲーム環境が快適になると思います。
とりあえずいいマウス・マウスパッドが欲しいという人は一度試してみてはいかがでしょうか。