この記事を見ているあなたは日々エイム練習を行っていることでしょう。しかし、今回紹介する内容を理解できていないと、本質的な問題の解決にならずいつまで経っても今のエイム力のままで居続ける事でしょう。
敵をしっかりと視認できていない
皆さん敵を視認することが出来ていますか?こう聞くと、ほとんどの人が「見えている」と答えますが、エイムを合わせるには敵の動きを「しっかりと」認識する必要があります。
エイムの基本的な内容のおさらいになりますが、エイムとは
- 敵を見つける
- クロスヘアと敵の距離を認識
- 離れている分だけマウスを動かす
- 適切なタイミングでクリック
になります。この4つが揃って初めてエイムをすることができます。ですがエイムが良くない人はマウスを動かす練習ばかりして、敵の動きを認識するという大前提をおざなりにしています。
そもそも弾を当てるべき敵が見えていなければエイムを合わせることが出来ないのは誰でもわかることです。
特に多いのがクロスヘアばかり見て敵を周辺視野でしか捉えていないことです。クロスヘアはあくまでもエイムのサポートをしてくれる目印です。目印よりも実際に弾を当てるべき敵を見ないことには正確なエイムが出来ないのは目に見えているでしょう。
皆さんもこれからは敵をしっかり視認することを意識してください。
マウスを見たとおりに動かせていない
先程「敵をしっかり視認する」ことの重要性を説きましたが、見ているけどエイムが合わないという悩みを持った方も少なくありません。むしろ自分で認識出来ている問題としては、こちらの悩みを抱えている人の方が多いと思います。
エイムを合わせるには「しっかり敵を視認」した後に見たとおりにマウスを動かす必要があります。しかし、ほとんどの人が見たとおりにマウスを動かせていません。
敵が右に動いているのにエイムは左に動いてしまう
といった問題があるのであれば、マウスを見たままに動かすことが出来ていないでしょう。
見たままにマウスを動かすには日頃からそういったマウスの動きを練習しなければいけません。また、後ほど解説する悪いエイム練習をしているとこの真逆の習慣を手に沁み込ませてしまうので要注意です。
もしあなたが「見たままにマウスを動かすこと」が出来るようになれば、敵が完全に予測外の行動をしてきても自然と手が正しい動きをするようになります。
悪いエイム練習のせいかも?
見たままにマウスを動かすことが出来ない原因として、「敵をしっかりと視認できていない」「悪いエイム練習」が挙げられます。特にエイム練習に関しては良かれと思ってやっている人がほとんどだと思います。
ではどういったエイム練習が良くないのか、それは
自分は動いているけど、敵は止まっているエイム練習
です。もしエイム練習をするのであれば、必ず敵が移動している状況で行って下さい。
なぜこれが良くないかと言うと、「敵の動きと関係なくマウスを動かしている」「敵を視認する能力を必要としないままエイムが出来てしまう」からです。
敵の動きと関係なくマウスを動かしている
敵が止まっている状態でエイム練習をすると、必然的に「キャラクターをこっちに動かしたからマウスをこっちに動かす」という敵の移動状況とは関係のない手の動きが出来てしまいます。
しかし、実際のランクを想像してください。そんな状況に遭遇しますか?自分が左右に移動して撃つときは敵も左右に移動して撃ってきます。
この時に仮に自分が右に動いていて、敵も右に動いた場合はマウスを動かすことなくエイムする必要があります。
しかし、エイム練習による悪い癖が付いていると自分が右に動いたからマウスを左に動かすといった行動に出てしまい、結果として敵の移動方向とは逆にエイムをしてしまいます。
なので
おすすめの練習方法
ではどういったエイム練習が効果的なのか、その方法を解説します。
射撃訓練場で平行移動の相手にボット撃ち
射撃訓練場でエイム練習をするのであれば、平行移動の敵にエイムを合わせる練習をしましょう。そうすることで
- 敵の動きを視認する
- 見たままにマウスを動かす
- 適切なタイミングでクリック
この3点のすべてを正しく練習することができます。この練習はキャラクターを動かさずに立ったまま行ってください。
理由は2つあります。1つ目が
このエイム練習の目的が敵をしっかり見て、見たままにマウスを動かすこと
だから。
2つ目が、
自分が移動すると難易度が上がり過ぎて、敵に弾を当てることに意識が向きすぎるから
この2点になります。なぜ敵に弾を当てることに意識を向けるのが良くないかは次の項目で説明します。
予測しないことが大切
このエイム練習をする上で「予測しない」ということが非常に大切です。くどいくらい何度も言って申し訳ないのですが、この練習では「見たままにマウスを動かすこと」を目的としています。
しかし、予測してしまうと「見てないけどマウスを動かしている」状況になってしまいます。これではいつもの悪いエイムがいつまで経っても治りません。
この練習をしている時に敵より先にエイムが動いている人は少なからず予測してしまっているので注意してください。人間である限り、敵より早くエイムを動かすことは出来ないはずです。
最後に
今回は「あなたのエイムが上手くならない本当の理由」というタイトルの元、エイムの仕方とその練習方法について詳しく解説しました。
この意識をもってエイムをすることが出来れば、恐らく今のグダグダエイムから脱却することが出来るでしょう。また、「見たままにマウスを動かすこと」が出来るようになると、敵が完全に予測外の行動をしてきても自然と手が正しい動きをするようになるので、是非皆さんこの意識を取り入れながらエイムをしてください!
このブログではレビュー・立ち回り・エイム解説をしています。興味がある人はこちらからどうぞ!