製品仕様
450mm×400mm×6mmの大型マウスパッド、厚さも6mmと極厚です
厚さはありますが、硬めの素材で沈み込みはあまりありません。安定した操作が可能です
ステッチ加工はありません。長期間使用するとマウスパッドの縁がほつれてくる可能性があります
また、6mmの厚さと相まって腕を縦方向に動かすと擦れる感じがします。気になる方は机から垂らすようにマウスパッドを置くと擦れ感が減るので試してみてください
左下にブランドロゴあります。他の場所と質感が変わり、マウスを滑らせるとガリガリします。実際に使って気になったことはありません
ラバーベースの滑り止め。6mmと分厚く重量のあるマウスパッドなので、腕を乗せて激しくマウスを動かしてもほとんど動きません
コントロール重視の滑り
QcK Heavyの滑走面は柔らかい素材ながらも適度なざらつきがあり、マウスを動かすと常に適度な抵抗感を感じます
そのため、比較的ゆっくりな滑走速度でフリックなど止め重視の操作がしやすいです
コントロール系のマウスパッドですが、ある程度の滑りも確保されています
滑りの速さとしてはG640やGSR-SEといったバランス型のマウスパッドよりは遅く、GSRのような止め特化のコントロール型よりは滑ります
実際に使ってみた感想
valorant、apex legendsで使ってみました
先程紹介したようにコントロール重視のマウスパッドとなっているので、
- フリック
- 遠距離を狙う時の精密な動き
- 一定方向に動く敵に対してのトラッキングエイム
はやりやすいと感じました
逆にマウスを止めるときにピタッと止まる感覚があるので、素早い切り返しは苦手な印象を持ちました
マウスパッドの厚みが6mmとかなり分厚いので沈み込みも強いのかと思っていたのですが、そこまで柔らかい素材ではなく一貫した操作性となっていました
しかし、厚さのせいで画像のようにマウスパッドを置くと腕が擦れてしまうので、机から少し垂らして置くことをお勧めします
Artisan 零と比べると?
よくQcKの上位互換としてartisan 零が紹介されます
どちらも表面の質感がざらざらとしていて、コントロール性能が良いマウスパッドです
しかし、ざらざらと言っても厳密には大きな違いがあります
QcKの方が柔らかい質感で腕の擦れ感も少ないです。artisan零の滑走面は硬い質感で「ざらつき」があり、QcKと比べると滑走速度は少し速いです
artisanのマウスパッドには硬度が3種類あり、soft、xsoftは中間層の沈み込みでマウスを止めるのに対して、QcK Heavyは沈み込みはあまりなく滑走面の抵抗感で止める感覚です
湿気耐性はartisan 零の方が優れています
artisan 零は湿度の高い日でも滑りが変わりにくいですが、QcK Heavyは少し滑りが重くなります
QcK Heavyを使う方はこの辺りの対策が必要になるでしょう
マウスパッドの品質は
- 湿気に強い滑走面
- 低く施されたステッチ加工
- 3種類から選べる中間層
とartisan 零の方が圧倒的に良いと思います
逆にQcK Heavyの良さは
- 一貫したコントロール性能
- 3,000円と安価
- 安定した供給
となります
高頻度でマウスパッドを交換する人にはお財布にも優しいQcK Heavyの方がおすすめです
artisan零は人気商品でよく品切れになります
こんな人におすすめ
コントロール系のマウスパッドを探していて、少しだけ滑りも求めている人におすすめのマウスパッドです
価格も3,000円台と比較的お求めやすいので高頻度でマウスパッドを交換する人にもいい選択肢だと言えるでしょう
逆に速い滑走速度、ステッチ加工、薄めのマウスパッドが欲しいという人は違うマウスパッドを選択した方がいいでしょう
最後に
今回はSteelSeries QcK Heavyについてレビューしました
かなりコストパフォーマンスが良いマウスパッドなので、コントロール系マウスパッドを探していた人は一度試してみてはいかがでしょうか
他にもゲーミングデバイスのレビューをしているので興味のある人は見ていってください
ゲームの上達記事はこちらからどうぞ