【手の馴染みが凄い!?】Logicool G703hレビューrazer deathadderとの比較も

今でも人気の高いゲーミングマウスG703。apexで人気のras選手が使用していたこともあり、認知度はゲーミングマウスの中でもトップクラスでしょう

いろいろマウスを買い漁ってきた僕ですが、「持ちやすさ」という点においてはG703はかなり優秀なマウスです

もくじ

製品仕様

スクロールできます
G703
全長124mm
68mm
高さ43mm
重量95g
接続方式ワイヤレス
接続時間最大60時間

形状

かぶせ持ち・つかみ持ちに適した、大きめのエルゴノミクスマウスマウスです。他の左右非対称マウスと違う点がいくつかあるので、比較しながら見ていきましょう

左側の形状は親指が配置しやすいように緩やかなカーブがあります

右側は左右非対称マウスにしては珍しい直線的なデザインで、様々な持ち方に対応しやすい形状と言えます。

多くのエルゴノミクスマウスは右側にもカーブがあり、手をそのまま乗せる持ち方がフィットしやすいです。それに対してG703は右側の作りが平たく一直線になっているので少し握り込むような持ち方がフィットします

g703
deathadder v3 pro

マウスの高さは後部まで続いているので、手のひらのフィット感が強いです。そのため、かぶせ持ち・つかみ持ちをした時に安定感があります。

バッテリー持続時間が長い

ライティングオフでバッテリーが最大60時間と長いのも嬉しいポイントです

毎日ゲームを8時間プレイする人でも1週間に1回の充電で済みます

マウスソール

標準では黒色のマウスソールが貼られています。引っ掛かりはないものの、そこまで速い滑りではありません

安定した操作感があり、コントロール性に長けたソールと言えるでしょう。もし滑りが気になるのであれば他社のソールに交換することをおすすめします

ただし、マウスソールを交換するとメーカー保証を受けられなくなるので注意してください。

ソールに関してのレビューはこちらからどうぞ

メインボタン

指を乗せやすいように、少しくぼみのある形状をしています。クリック感は軽めで、押し込むと適度な反発があり、連打しやすい作りとなっています。

サイドボタン

サイドボタンはかなり大きめの作り。感覚的に操作しやすく、頻繁にサイドボタンを使用する人には扱いやすいボタンだと思います。押し心地も軽いので非常に快適に操作できます。

しかし、大きめのサイドボタンなので親指の配置によっては邪魔になる可能性もあります。

ホイール

マウスホイールはノッチ感が少なくスムーズな仕様です。マウスホイールにジャンプを割り当ててい人には扱いやすいホイールです。

しかし、武器切り替えなどの正確性が求められる動作にはやや不向きなように感じました。つい回し過ぎてしまいます。

ホイールボタンは硬めとなっています。誤爆のリスクが少ない良い仕様だと思います。ただし、頻繁に使用するキーは割り当てない方がいいでしょう

ラバーグリップ

サイドにはラバーグリップが搭載されています。ラバーグリップのおかげで手汗をかいてもマウスが滑ることなく操作できます。また、一体型なので本体との段差がなく、神経質な人でも問題なく使用できます

僕はグリップテープの段差が気になるので、g703のラバーグリップは非常にありがたいと感じました

razer deathadder v3 proと比べると?

スクロールできます

G703

deathadder v3 pro
サイズ124mm×68mm×43mm128mm×68mm×44mm
重量95g64g
バッテリー最大60時間最大90時間
ポーリングレート最大1000hz最大8000hz
(別売りドングル必須)
クリックスイッチメカニカルオプティカル(光学式)
センサーhero25kfocus pro 30k
価格(2024年7月現在)9,900円19,980円
各製品の比較

サイズと形状

サイズはdeathadderの方が全体的に大きいです。マウスの握り心地は、G703がサイドを挟み込んで持つ感覚に対して、deathadder v3 proや上からふんわり乗せる感覚になります。

G703は上から下にストンと落ち、deathadderは横に広がるイメージです

指先でも操作はG703の方がしやすく感じましたが、脱力した状態を維持しやすいのはdeathadderだと感じました。

重量

重量はdeathadderの方が圧倒的に軽いです。約30gの差があるので、ゲーム中の疲労感にも影響します。重量が気になる人はdeathadder v3 proを選びましょう。

バッテリー

バッテリーはG703が60時間、deathadderが90時間となっています。deathadderの方が30時間ほど長くなっていますが、どちらもゲーム中にバッテリーが切れることは無かったので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

ただし、バッテリーがギリギリになるまで充電しない人や、バッテリー切れを起こしてしまう人はdeathadderを選ぶのが無難でしょう。

ポーリングレート

ポーリングレートはG703が最大1000hz、deathadderが最大8000hzとなっています。ポーリングレートが高いほどマウスカーソルが滑らかに動きます。また入力遅延を抑えることができます。

ただし、deathadderは別売りの8000hz対応ドングルを購入する必要があります。通常版では1000hzまでとなり、G703と変わりません。

よりシビアにゲームをプレイしたい人はdeathadder v3 proの8000hzドングル同梱版をおすすめします。

こちらの記事でも書きましたが、正直ポーリングレートを上げたからと言って劇的にパフォーマンスが良くなるわけではありません。僕としては1000hzでも全く問題ないと考えています。

スイッチ

スイッチはG703がメカニカルスイッチ、deathadderがオプティカル(光学式)スイッチとなっています。

スイッチの性能に関して言うとdeathadderのオプティカル(光学式)スイッチの方が高性能だと言えます。光学式のメリットは理論上チャタリングが起きないこと、その分入力遅延を抑えれることです。

その代わり、スイッチの押し心地がメカニカルスイッチと比べると柔らかい印象になり、歯切れの良さが減ります。

カチッという歯切れのいいスイッチが好みの方はG703、とにかく性能第一という方はdeathadderをおすすめします・

押し心地に関しては好みがあると思うので、実機を試してみてください。

センサー

センサーはどちらも高性能で正直違いを体感できるものではありませんでした。どちらを選んでも満足いくと思います。

どっちがおすすめ?

新しいマウスなので当たり前かもしれませんが、予算に余裕があればdeathadder v3 proを購入した方がいいと思います。deathadderは現在あるエルゴノミクスマウスの中でも非常に優秀な商品です。

持ちやすさ、軽量設計、高性能なセンサー、高ポーリングレート対応と、文句のつけようのないスペックをしています。

もちろん価格差が約1万円と小さな差ではありませんが、それでも買う価値があると思います。

実際に使ってみると

僕の手の大きさはこちら

スクロールできます
縦(中指から手首のしわまで)横(親指の外側から小指の外側まで)
17.5cm9.5cm

持ち心地

g703は抜群に持ちやすいマウスです。特にかぶせ持ち・つかみ持ちのフィット感が凄かったです。ラバーグリップと相まって手に吸い付くような持ち心地でした

また、後部が高いので手のひらのフィット感が他のエルゴノミクスマウスよりも強かったです。好みが分かれるポイントだと思いましたが、個人的には大好きです

後部の高さがあるおかげでつかみ持ちをした時に安定感があります

クリック

クリック感も非常に良かったです

タップ撃ちがめっちゃやりやすい!

valorantで遠距離の敵をタップ撃ち、バースト撃ちする時に軽快にクリックでき、とても快適でした

重量

かなり重たいマウスです。マウスを持ち上げるときに「ずしっ」と重さを感じます。軽量マウスが多く市場にある中で本体重量95gはかなりこたえます。

つまみ持ちをした時の負担が大きく、つまみ持ちをする人は気を付けた方が良いです

G703の良い所

  • 癖が少なく万人受けしやすい形状
  • 安定したワイヤレス接続
  • 軽いクリック感で押し心地が良い
  • サイドのグリップが神

どんな持ち方でも持ちやすい

左右非対称マウスながらもサイドの作りに癖が少なく、いろいろな持ち方に対応している形状となっています

かぶせ持ち・つかみ持ちはもちろんのこと、手が大きい人であればつまみ持ちも出来ます

安定したワイヤレス接続

初めてワイヤレス接続のマウスを買う時に

カーソル飛びがないか心配

と思う人は少なくないです

G703は少し昔のマウスですが、通信が途切れたり、カーソルが飛んだりしたことはありませんでした。プロ選手の中にもこのマウスを使っている人がいるので、その心配は少ないでしょう

軽いクリック感

G703は軽いクリック感でタップ撃ちやバースト撃ちがしやすいです。クリックが硬いと無駄な力が入りエイムに影響が出てしまいます

もちろん好みがあるので、一概に硬いクリックが悪いわけではありませんが、誤爆しないのであれば軽いに越したことはありません

サイドのグリップが神

G703はサイドにラバーグリップが搭載されています。グリップのおかげで手汗で滑ることなく安定してマウスを握ることができます

後からグリップテープを付けるとどうしても「段差」が出来てしまい、違和感を感じてしまいます。しかしG703は、本体と一体型になっているのでその心配もありません

このグリップがとにかく良いので、家電量販店などで試せる人は一度触ってみて欲しいです

G703の気になるとこと

  • 重たい
  • つまみ持ちの人には合わないかも

重さが懸念点

G703の最大のデメリットは重さです。本体重量95gとお世辞にも軽いとは言えません

指先だけで操作するつまみ持ちとの相性はあまり良くないでしょう。形状自体はつまみ持ちとの相性は悪くありませんが、重さがネックとなってしまっています。

かぶせ持ち、つかみ持ちの人もやや重たく感じると思います。

最後に

G703は「持ち心地」という点においてはいいマウスです。右サイドの平たい作り、後部まで続く背の高さは他のエルゴノミクスマウスにはないG703の特徴と言えます。

特にかぶせ持ち、つかみ持ちをする人には唯一無二のマウスになるかもしれません

しかし、スペックがやや古い点や本体重量95gとかなり重たい設計になっている点がネックであることも事実です。この二つが気にならない人は一度試してみる価値があるかもしれません。

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この記事を書いた人

2018年にpubgをプレイしてからFPSにどっぷりはまる。初めて買ったマウスを使っている時に、「これより自分に合ったマウスはないか」と思い、いろいろなマウスに手を出したのが運の尽き。今ではマウスだけでなく、ガジェット全般沼にはまってしまいましたw

このブログではゲームに使えるデバイスを中心に発信しています

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