何を買うにしても失敗するのは怖いですよね。それがゲーミングマウスのようなお高めの商品であればなおのこと心配だと思います。
いろいろSNSで情報を集めたけど、結局どんなマウスがいいのか全然わからない
そんなあなたに向けて今回の記事では今までさんざん紹介されてきた「いいマウスの選び方」ではなく、
失敗しやすいゲーミングデバイスの選び方
に焦点を当てて解説します。今まで何十個とゲーミングマウスを買っては失敗しを繰り返してきたので、少しは参考になると思います。それではどうぞ!
※この記事はかなり個人的な意見の元制作しています。あくまでもマウス選びの参考程度に見てください。
癖のあるマウスは超危険
癖のあるマウスを安易に選ぶのは超危険です。レビュワーはおすすめしているけど実際プロはあまり使っていないような商品は特に危険です。
では癖のあるマウスとは何か・・・
- 強い逆ハの字
- 背の高さが高すぎる、低すぎる
サイズは商品ホームページのサイズ表を見れば大体どのくらいの大きさかわかると思いますが、「逆はの字」や「背の高さ」などは実際に触ってみないとわかりずらいと思います。
その中でも、「逆はの字」と言われる形状のマウスはかなり癖が強く、人を選ぶマウスなので「無難なもの」が欲しい人にはあまりおすすめできません。
そこで今回はそれらのマウスがどういった人に合うのかも解説していきます。
逆ハの字
「逆ハの字」とはマウスサイドが上部から底面にかけて徐々にすぼんでいく形状のマウスを指します。
この傾斜のおかげで指を立ててマウスを持った時に指の第一関節付近に強いフィット感を得ることができます。また、指がサイドに引っ掛かりやすいので指先の力を抜いた状態でマウスを持ち上げやすいのもポイントです。
指を立ててマウスを持つときにフィット感が得られやすいので、つかみ持ちとの相性が良いとされています。
多くの左右対称マウスが緩やかな逆はの字となっていますが、ここで問題となるのが「強烈な逆はの字」のマウスです。
g proはあまり傾斜のない形状、atlantis miniはかなり傾斜が強い形状をしています。傾斜が強いマウスの危険なところは、指の配置の自由度が低いことです。
傾斜が強く作られていると、マウスを持った時に指の角度が固定されてしまい、自由に動かしにくくなってしまいます。
また、指を伸ばしてマウスを握る人には全くおすすめできない形状とも言えます。指を伸ばす人が逆はの字のマウスを握ると恐らく小指が浮いてしまうと思います。
そうなると、無理やり小指を薬指の下に持ってこなくてはいけなくなるので、凄く不自然な持ち心地になってしまいます。
背の高さが高すぎる、低すぎる
zowieのfk・zaシリーズがこの代表と言えます。fkはかなり背が低く平べったい形状で、zaは後部がかなり盛り上がった形状をしています。razer viper v2もfkと似た形状をしています。
マウスの背が低すぎると、手のひら及び指先の当たる面積が少なくなり安定感に欠けてしまいます。
逆に背が高すぎると手のひらに強いフィット感が生まれ、窮屈に感じてしまいます。
どちらの形状もフィットする人には最高の形状と言えますが、万人受けではないと言えるでしょう。
手にあえば最高のマウスになる可能性が・・・
ただし、これらの癖のある形状のマウス達は手に合えば唯一無二のマウスとなることは確かです。
特にxm1やatlantis miniなどの逆はの字とza13の後部が高いマウスには熱狂的なファンがいる印象です。ちなみに僕もzaは大好きです。
癖の少ないマウスが好まれる理由
癖の少ないマウスが好まれる理由は何と言ってもその自由度の高さでしょう。万能マウスの代名詞のg proはどんな持ち方でも80点を上げれるマウスです。
かぶせ持ちでもつまみ持ちでも、指を立てても寝かせてもマウスが指の動きを邪魔することがほとんどありません。
最近発売したrazer viper v3 proも前作のv2 proよりも万能型のマウスとなり、プロの使用率が一気に上がりました。今ではg proに迫る勢いです。
また、ゲーミングマウスはある一定の持ち心地を超えると、ほとんどパフォーマンスに影響しなくなるのも癖の少ないマウスが好まれる要因と言えるでしょう。
自分の好みを信じる
結局のところは自分の好みになります。僕自身zowie zaという後部が盛り上がった形状のマウスが大好きで、今でも万能型のg proとスタメン争いをしています。
今回の内容はあくまでも「失敗しやすい」マウスの特徴なので、実際にマウスを触ってみて「めっちゃ持ちやすい」と感じたらその感覚を信じて購入しても問題ないと思います。そのわくわく感もマウス選びの醍醐味です。