こんにちは、FPS7,000時間やってるわかるです。
Amazonでゲーミングマウスパッドを調べると、最初に出てくるのがAmazonベーシックマウスパッドです。とても価格が安いので気になっている人も多いと思います。
そこで今回はFPSを7,000時間やっている僕がゲーマー視点でAmazonベーシックマウスパッドをレビューします。
Amazonベーシックマウスパッドの特徴をざっくりまとめると以下のようになっています。
- S/M/L/XLとサイズが豊富にある
- マウスパッド表面はザラザラしている
- 遅めの滑りでマウス操作が安定する
- エッジの処理や表面のうねりが気になる
- アームカバーとの相性は良くない
- 価格がLサイズ1,362円と、とても安い
徹底的に見ていくので是非最後まで見てください。
パッケージと見た目
Amazonベーシックマウスパッドは巻かれた状態で届きました。とてもシンプルなデザインですね。
サイドにはAmazonのお口がにっこりと印刷されています。
中身を出すとこんな感じ。今回は45cm×40cmのLサイズを購入したので、かなり大きいです。
マウスを乗せると大きさが分かると思います。このサイズならマウス感度が低くても問題なくマウスを動かせます。
それではAmazonベーシックマウスパッドの性能を見ていきましょう。
Amazonベーシックマウスパッドレビュー
スペック表はこちらから
サイズ(横×縦) | 450mm×400mm |
厚さ | 2mm |
サイズ展開 | S/M/L/XL |
滑りの速さ | 少し遅め |
表面の手触り | ザラザラ |
エッジの処理 | ステッチ加工なし |
裏面の滑り止め性能 | 普通 |
価格(執筆時点) | 1,362円 |
質感と肌触り
Amazonベーシックマウスパッドはザラザラとした肌触りです。表面を横になぞると生地のざらつきを感じます。しかし、縦になぞるととても滑らかでした。
この違いはマウスパッド表面の編まれ方が影響しています。
また、中間層の作りが悪いのか、マウスパッドの上をなぞると「でこぼこ」したようなうねりがあります。
精密な動作が求められるゲーミングマウスパッドにしては少し質が悪いと思ってしまいました。
中間層(スポンジ)の硬さ
Amazonベーシックマウスパッドは厚さ2mmととても薄いですが、少しだけクッション性があります。
同価格帯のゲーミングマウスパッドRazer Gigantus V2やSteelSeries QcKより柔らかいと感じました。
指で押すとわずかに沈みますが、マウス操作に影響が出る程ではありません。そのため、中間層による止め性能はほとんどありませんでした。
滑りと止めの特徴
G Pro X Superlight 2にマウスソールをEsports Tiger ICEに変えて検証しました。
滑りの速さ|遅い
滑走速度は遅めです。マウスを動かすと、程よい抵抗感があります。
滑り出しから滑走中まで低スピードでマウスを動かすことが出来ます。そのため、初心者でも扱いやすい滑りの速さだと思います。
他のゲーミングマウスパッドと比べると、Razer Gigantus V2やSteelSeries QcK+と似た滑りでした。
止め|止めやすい
滑走速度が遅いので、止め性能も高くなっています。
クッション性は無いので、マウスパッドの沈み込みで止めるのではなく、表面摩擦で止める使用感となっています。
マウスをピタッと止めるフリックエイムがやりやすくてびっくりしました。
細かい切り返しは苦手
マウスを止めた時にピタッと止まる感覚があるので、細かく切り返す動作は苦手です。APEX LEGENDSで敵が細かく左右移動した時にエイムしづらかったです。
エッジ(縁)は切りっぱなし
Amazonベーシックマウスパッドのエッジは切りっぱなしになっています。
他のゲーミングマウスパッドも切りっぱなしのものが多いので問題ないと思っていましたが、実際に使ってみると、縁が硬く腕の擦れ感が強かったです。
指で触るとガリガリしています。
そのため、机に腕を乗せて動かすと、腕が擦れて痛くなってしまいます。エッジの処理は値段相応だと感じました。
滑り止めの性能はそこそこ良い
滑り止め性能はそこそこでした。腕をぶんぶん振ると少しずれてしまいますが、エイムに大きく影響する程ではありません。
この価格なら許せる範囲のずれだと思います。
巻き癖はほとんどない
巻き癖は全くと言っていいほどありませんでした。
Amazonベーシックマウスパッドは巻かれた状態で届いたので、巻き癖があるものだと思っていました。しかし、巻き癖はほとんどなく、届いてすぐに使用することが出来ました。
素直に嬉しいポイントですね。
アームカバー(CW-X)との相性は悪い
ゲーマーには腕の滑りを安定化させるアームカバーを使用している人も少なくありません。そこで、僕の持っているアームカバー「CW-X」との相性を見ていきます。
アームカバー「CW-X」との相性は悪いです。腕を横に動かすと引きずりが生まれてしまい、操作性が悪くなりました。
使ってみた感想
良かったところ
- コントロール系の滑りでマウス操作が安定する
- ロゴが小さくマウス操作に影響しずらい
- サイズ展開が豊富
- 価格が安い
初心者でも操作しやすい滑り
Amazonベーシックマウスパッドの滑走速度は遅めなので、初心者でも扱いやすい操作感だと感じました。
気になるところ
- エッジが硬く、腕が擦れる
- 表面にうねりがあり、マウスを動かすと少しガタツキを感じる
エッジが硬く、腕が擦れて痛い
机に腕を乗せてマウスを動かすとエッジが腕に擦れて痛かったです。高い感度(ハイセンシ)で腕を動かさない人なら問題ないと思いますが、ミドルもしくはローセンシの人にはおすすめできるものではありません。
表面に「デコボコ」したようなうねりがある
また、中間層の作りが悪いのか、表面にうねりを感じました。指でなぞると明らかにボコボコになっているところがあるので、流石に気になってしまいました。
エイムに大きく影響するわけではありませんが、シビアにゲームをしている人にはおすすめできるものではないと思いました。
Amazonベーシックマウスパッドはこんな人におすすめ
Amazonベーシックマウスパッドは次の内容に当てはまる人におすすめです。
- 品質を気にしていない
- とにかく安くゲーミングマウスパッドを買いたい
- 家に1枚もマウスパッドが無く、急いでマウスパッドが欲しい
品質は良くないですが、とにかく安いのが魅力的です。今すぐマウスパッドが欲しい人や、次のマウスパッドを買うまでの「繋ぎ」として使う分には問題ないと思います。
まとめ
改めてAmazonベーシックマウスパッドの特徴をまとめました。
- S/M/L/XLとサイズが豊富にある
- マウスパッド表面はザラザラしている
- 遅めの滑りでマウス操作が安定する
- エッジの処理や表面のうねりが気になる
- アームカバーとの相性は良くない
- 価格がLサイズ1,362円でとてもお得
「扱いやすい滑りの速さ」という点では悪くないのですが、表面がデコボコしていたり、エッジの硬さだったりと、細かい所で品質の悪さが目立ってしまう印象でした。
ただ、Lサイズで1,362円はとんでもなく安いので、とにかく安くマウスパッドを買いたい人には有力な候補となり得るでしょう。
以上Amazonベーシックマウスパッドのレビューでした。
- 安すぎる
- 扱いやすい滑りの速さ
- サイズ展開が豊富
- マウスパッドの表面がデコボコしている
- アームカバーとの相性が悪い
- エッジが硬く、腕が擦れて痛くなる