この記事でわかること
- Atlantis mini 4kを使ってみた感想
- Atlantis mini 4kの気になるところ
- Atlantis mini 4kはどんな人におすすめ?
- Atlantis mini 4kの設定方法
最近のゲーミングマウスのトレンドは「軽量・高ポーリングレート」で、どちらも真剣にFPSをプレイするなら欠かせない要素と言えます。
そのどちらも兼ね備えたハイスペックマウスがLAMZU Atlantis mini 4kです。
この記事ではFPSを7,000時間以上プレイしている僕がAtlantis mini 4kを実際に使ってみた感想を詳しくお伝えします。
「買おうと思っているけど自分に合っているか分からない」という人は、是非最後まで見ていって下さい。
Atlantis mini 4kの性能と付属品
接続方法 | ワイヤレス/有線 |
サイズ | 117mm×63mm×37mm |
重さ | 51g |
ポーリングレート | 最大4,000hz |
DPI | 最大26,000 |
ボタン数 | 6 |
スイッチ | HUANOメカニカルスイッチ |
センサー | PMW3395 |
色 | チャコールブラック |
価格 | 17,380円 |

- 4K対応ドングル
- USB Type A to Cケーブル
- マウスソール
- グリップテープ
- ポーチ
- マニュアル
Atlantis mini 4kを使った感想
重さ51gでめちゃくちゃ軽い

Atlantis mini 4kは51gと非常に軽いマウスです。そのため、マウスを持ち上げて振った時の「ずしっ」とした重さをほとんど感じませんでした。
今までG Pro X Superlight 2(60g)を使っていた僕でも明らかに軽いと体感できる重さ。
僕はVALORANTをDPI800・感度0.25でプレイしているローセンシプレイヤーなのですが、かなりマウスを振りやすいと感じました。

めちゃくちゃ軽いのでマウスをぶんぶん振りやすいです!
そのため、重量級のマウスと比べてより直感的な操作が出来ます。指先の細かい動作を少ない力でしっかり反映してくれる操作感と言えます。
また、マウスを振り回した時の疲労感もかなり少ないので、長時間ゲームをやりがちなヘビーゲーマーの人にもおすすめだと思いました。
つかみ持ち・つまみ持ちがしやすい
Atlantis mini 4kは「つかみ持ち」に特化した形状をしています。
- マウスの上側から底面に向かって細くなっていく「逆ハの字」
- マウス中央から後ろ側に向かって広がる「くびれ」
- マウスの後ろ側が盛り上がった形状



この3つの要素がつかみ持ちとの相性を高めてくれています。
そのため、指をしっかり曲げてつかみ持ちをした時のフィット感がとっても良かったです。手のひらと薬指・小指がマウスにピタッとフィットしてくれます。


また、「つまみ持ち」も持ちやすかったです。最初はつかみ持ち特化の形状なので、それ以外の持ち方は持ちにくいと思っていました。
しかし、中央が細いのでつまんだ時に自然と指にマウスが馴染んでくれます。また、全長がとても短いのでマウスを上下に動かした時に手のひらに当たる心配がほとんどありません。


そのため、手が小さい人でつまみ持ちをする人にもおすすめだと思いました。
手が小さくてもスッポリ収まってくれる
Atlantis mini 4kは全長が117mmとマウス全体で見てもかなり小さいです。
僕の手の大きさは全長17.5mm横幅9.5cmと少し小さめなのですが、それでもスッポリと手に収まってくれます。

そのため、指先でマウスコントロールしている感覚を掴みやすいと思いました。
4,000hz対応ドングルが最初から付いてくるのが有難い

Atlantis mini 4kは名前の通り、ポーリングレートを最大4,000hzにすることが出来ます。
デバイス性能による差を少しでも減らしたい人には嬉しいポイントだと思います。
また、他のマウスだと別売りのドングルを買わないと対応してくれない商品もありますが、Atlantis mini 4kは付属のドングルでしっかり4,000hzに対応してくれます。
クリック感が良く押しやすい

Atlantis mini 4kのメインボタンは軽めのクリック感で押しやすと思いました。
押し心地が軽く適度な跳ね返りがあるので、タップ撃ちやバースト撃ちがしやすいと感じました。
また、サイドボタンは少し硬めになっているので、誤爆の心配が少ないです。
だからと言って押しにくいわけでは無いので、頻繁に使用するスキルなどをサイドボタンに割り当てても問題ありませんでした。
Atlantis mini 4kの気になるところ
Atlantis mini 4kを使っていて、「ここはちょっと気になる」と思ったところを紹介します。
かぶせ持ちには向いてない
Atlantis mini 4kは「つかみ持ち」に特化した形状をしているので、「かぶせ持ち」との相性がとても悪いです。
かぶせ持ちをする人には、とてもじゃありませんがおすすめできません。
マウスが逆ハの字でくびれている形状なので、薬指と小指が浮いてしまいフィット感に欠ける持ち心地でした。


ソフトウェアが日本語に対応していない
Atlantis mini 4kの設定を細かくカスタマイズするためには専用のソフトウェアが必要なのですが、このソフトウェア、日本語に対応していせまん。
そのため、英語が分からないと設定にかなり苦戦すると思います。僕は苦戦しました。
英語以外にも「中国語」「韓国語」「ロシア語」に対応しているので、もし分かる言語があればそちらに設定してください。

Atlantis mini 4kはこんな人におすすめ
- つかみ持ち・つまみ持ち
- 手が小さい
- 指をしっかり曲げてマウスを握る
- 軽量マウスが好き
- ローセンシでマウスをぶんぶん振る
- ポーリングレート4,000hzに興味がある
上記の内容に当てはまる人にはとてもおすすめのマウスとなっています。
「かぶせ持ち・指を伸ばして持つ」という人には絶望的に合わないマウスですが、「手が小さくて指をしっかり曲げるつかみ持ちユーザー」にはピッタリの形状をしています。
また、51gと非常に軽いのでマウスを振った時の疲労感が少ないのも魅力的と言えます。
性能面でも高ポーリングレートに対応しているなど、最近のハイスペックマウスにも引けを取らない性能をしています。
「逆ハの字」「くびれ」が強いマウスが好み、軽量かつ高性能のマウスが欲しいという人は、一度Atlantis mini 4kを体験してみてはいかがでしょうか。

- つかみ持ち・つまみ持ちとの相性が良い
- かなり軽く、マウスを振っても疲れにくい
- 手の小さい人にもフィットするサイズ
- ポーリングレート4,000hzに対応
- 4kドングルが最初から付いてくる
- 付属品が豊富
- かぶせ持ちと相性が悪い
- ソフトウェアが日本語非対応
Atlantis mini 4kの設定方法
最後にAtlantis mini 4kの設定方法についても解説します。
Atlantis mini 4kの設定を細かくカスタマイズするにはLAMZU公式から専用のソフトウェアをインストールする必要があります。
ダウンロードページに行ったら、画面左にあるAtlantis mini 4kをクリックして「Driver」をダウンロードしましょう。

DPIやポーリングレートだけでなく、「デバウンスタイム」「LOD」「モーションシンク」といった、かなり細かい設定まで可能なので、設定にこだわりたいという人は今すぐインストールしてください。
ボタン関係の設定

デバウンスタイムも設定できる
デバウンスタイムとは
デバウンスタイムとは、簡単に言うと「クリック遅延」のことです。
メカニカルスイッチは、金属同士の接触によって信号を検知します。この時に金属の跳ね返りが発生して、意図しないタイミングで信号を発信してしまいます。
クリック遅延を入れることでこの余計な信号をシャットアウトすることが出来ます。
デバウンスタイムを設定することで、スイッチが押されてから入力が開始されるまでの時間を変えることが出来ます。
タップ撃ちやバースト撃ちをした時に、「1発多く撃ってしまう」という人はデバウンスタイムを増やすことで、その悩みを解決できるかもしれません。
DPI・ポーリングレートの設定

DPIは50~26,000まで50刻みで設定できます。
感度は最大5つまで保存できるので、試したい感度がいくつもある人は予め設定しておくとスムーズに変更出来て便利ですよ。
ポーリングレートは125・250・500・1,000・2,000・4,000の6段階で変更可能。
「少しでもマウスの遅延を少なくしたい」「カーソルの滑らかさを体験したい」という人はポーリングレートを上げましょう。
ただし、ポーリングレートを上げるとバッテリーの持続時間が短くなったり、パソコンの負荷が増えたりするので注意しましょう。

ファームウェアアップデートの仕方

ファームウェアのアップデートは「Device Information」で行います。
このページではレシーバーとマウスのそれぞれに対応したファームウェアをアップデートできます。もしアップデートがある時は「up-to-date」を押してアップデートしてください。
以上、LAMZU Atlantis mini 4kのレビューでした。