AIM1 夕霧レビュー|力の入れ方で滑りが変わる新感覚マウスパッド

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もくじ

デザイン

製品スペック

サイズ500mm×500mm
厚さ3.5mm
柔らかさ少し柔らかめ
表面の質感しっとりザラザラ
滑りのタイプコントロール寄りのバランスタイプ
滑り出し標準
滑走速度
5/10
止め
6/10
エッジの処理ステッチ加工あり
滑り止めゴム素材
価格3,980円
おすすめ度

表面の質感

ザラザラ感が強そうだけど、思ったよりもしっとりしている
拡大した画像、細い糸が細かく縫われている

夕霧の表面はザラザラとしていますが、腕を乗せるとしっとりとした感触があります。腕の擦れは気になりませんでした。

ただし、腕を動かした時にずるずると引っ張られるような感覚があります。

そのため、大きく腕を動かしてマウスを操作する人は少し違和感があるかもしれません。

巻き癖

夕霧の巻き癖はあまり強くないです。

開封直後は丸まっていますが、レビューを書いている時点でかなり落ち着きました。

ゲームをしない時に、本などを乗せて放置すれば数日で巻き癖は取れるでしょう。

巻き癖が気になっても、マウスパッドを逆向きに巻くのはやめましょう。

夕霧のような表面が硬い素材で出来ているマウスパッドを逆向きに巻くと、表面にしわが出来てしまいます。

エッジの処理

エッジにはステッチ加工が施されています

ほつれなどは見られず、しっかりとした作りとなっています。

また、ステッチ加工が滑走面と同じくらいの高さなので、マウスをマウスパッドの端まで移動させてもガタツキを感じにくくなっています。

滑り止めの性能

滑り止めの性能は標準です。

素材は普通のゴム素材なのですが、500mm×500mmと接地面積が大きいのでマウスパッドがずれにくくなっています。

腕を乗せて激しく動かすと少しマウスパッドがずれますが、エイムに大きく影響するほどではありません。

滑り止めにこだわりがある人以外は問題なく使用できるでしょう。

アームカバー(CW-X)との相性

アームカバー(CW-X)との相性は悪いです。

アームカバーがマウスパッドの繊維に引っ掛かり、強い引きずり感があります。

腕を大きく動かすとかなり引きずるので、FPSでの使用はおすすめしません

滑りについて

しっとり感のあるコントロール寄りバランスタイプ

夕霧はコントロール寄りのバランスタイプの滑りです。

初動は軽すぎず重すぎない標準的な滑りです。

滑走速度はバランスタイプとしては遅めで、安定した操作がしやすいマウスパッドと言えます。

表面は硬い感触ですが、繊維が詰まっているのでキレの良さを感じないしっとりとした操作感となっています。

また、夕霧はマウスを縦と横に動かした時の滑りの感覚が違います

横に比べて縦の方が滑りが速いです。

横に動かすと繊維のザラザラとした感触が手に伝わりますが、縦に動かすとサラサラとした滑らかな感触になります。

力の入れ方で滑りが大きく変化する

夕霧はマウスに力を入れた時の滑りの変化が大きいです。

「力を入れてマウスを操作する人」と「力を抜いてマウスを操作する人」で夕霧の印象は大きく変わるでしょう。

表面は遅めのバランスタイプですが、力を入れた時はコントロール系のマウスパッドのような重たい操作感になります。

夕霧の滑りの変化。力を抜いた時は標準くらいの滑り
力を抜いた時はバランスタイプ
夕霧の滑りの変化。力を入れた時は滑りが遅い。
力を入れた時はコントロールタイプ

そのため、力の入れ方が上手い人はフリック・トラッキング共にこなせる万能系マウスパッドとして扱えるでしょう。

しかし、エイムをする時に力みがちな人はスムーズなトラッキングは難しく感じる反面、フリック性能が高く感じると思います。

良いところ・気になるところ

良いところ
  • 500mm×500mmでローセンシでも縦のエイムがしやすい
  • 表面は硬い質感だけど、しっとりとしていてザラザラがあまり気にならない
  • コントロール寄りのバランスタイプで扱いやすい滑り
  • 力の入れ方で操作感を変えられる
  • ステッチ加工がしっかりしている
気になるところ
  • 力を入れた時の滑りの変化が大きい
  • アームカバーとの相性が悪い
  • 腕がしっとりとくっつく感触がある

どんな人におすすめ?

  • 予算4,000円
  • 500mm×500mmのスクエアサイズのマウスパッドが欲しい
  • 普通のマウスパッドだと、縦のサイズが物足りなく感じる
  • コストパフォーマンスが高いマウスパッドが欲しい
  • コントロール寄りのバランスタイプの滑りが好き
  • 力の入れ加減で滑りを調整したい

夕霧は500mm×500mmのスクエアサイズのマウスパッドとしてはコストパフォーマンスが非常に高いです。

5,000以下でスクエアサイズのマウスパッドが欲しい人にはかなり有力な候補になり得ます。

滑りに関しても他にはない独特な操作感となっています。

表面は硬いのにしっとりとした感触が手に伝わってきます。マウスを動かした時にはザラザラとした抵抗感があります。

また、力の入れ方での滑りが大きく変わるという面白い特徴があります。

力を抜いた時はバランスタイプらしい滑って止まる操作性ですが、力を加えるとコントロールタイプのような重たい操作性になります。

「普段は力を抜いて操作し、エイムを合わせる時は力を入れる人」にはかなり扱いやすいマウスパッドとなっています。

アームカバーとの相性が悪く、素肌でも腕の動きが悪いという欠点はありますが、そこがあまり気にならない人にはとてもおすすめのマウスパッドとなっています。

AIM1 夕霧
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ローセンシでの腕を振り回せるサイズ
  • コントロール寄りのバランスタイプで操作しやすい
  • バランスタイプの中では「止め感」が強い
  • 力の入れ方で滑りを変えられる
  • 500mm×500mmなのに3,980円と安い
デメリット
  • アームカバーとの相性が悪い
  • 腕の滑りが悪い
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この記事を書いた人

今まで集めたゲーミングデバイスをレビューします。

FPSゲーマーです。
プレイ時間:7000時間

プレイ履歴
CODシリーズ→PUBG→APEX LEGENDS→VALORANT

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