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【レビュー】ロジクールG203の性能と使ってみた感想をFPS歴7年の僕が詳しく解説

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G203が安くて気になるけど、ちゃんとした性能なのか不安

こういった悩みを抱えている人は少なくありません。そこでこの記事では、FPS歴7年の僕がG203の性能と使ってみた感想を詳しくお伝えします

また、購入した後の悩み「DPIやライティングの設定方法」についても解説しています。G203が気になっている人は是非最後まで見ていってください。

この記事でわかること

  • G203の性能
  • G203の形状と持ち方との相性
  • G203を使った感想
  • G203の設定方法
  • G203とG304の違いは?
目次からチェック

G203のパッケージと付属品

付属品
  • G203
  • 保証書
  • 保証規定

ロジクールG203の性能を詳しくチェック

サイズ(全長×横幅×高さ)116.6mm×62.15mm×38.2mm
重さ85g
接続方式有線
ケーブルの長さ2.1m
ボタン数6
DPI200~8000
ライティングLIGHTSYNC RGBライト
ポーリングレート125/250/500/1000
カラーブラック/ホワイト/ブルー/ライラック
価格4,510円

クリックの押し心地

メインボタン

メインボタンはとても軽い押し心地です。軽く力を入れるとすぐにボタンを押すことが出来ます。また、跳ね返りもあるので高速連打がしやすいです。

軽くて高速連打がしやすいですが、その反面誤爆もしやすいと感じました。

サイドボタン

サイドボタンは小さく、押し心地は標準的です。メインボタン程軽いわけではないので誤爆の心配もありません

ホイール

ホイールはノッチ感があり、ホイールを素早く回すとコリコリとした低い音が鳴ります。ゲーム中に高速で回しても音は気になりませんでした。

ホイールボタンは少し重たいです。軽くホイールを押しただけではクリックはされず、少し力を入れる必要があります。

誤爆しずらいですが、ホイールボタンに頻繁に入力するキーを入れるのはおすすめしません。

DPI変更ボタン

DPI変更ボタンは軽いです。軽い力でスッとボタンを押せます。しかし、DPI変更ボタンはホイールの下にあるので押しにくいです

ホイールボタン同様、頻繫に入力するキーを入れるのはおすすめしません。

センサー性能は良好

安いゲーミングマウスなので、「センサーの性能は大丈夫?」と心配される人も多いでしょう。「MouseTester」というセンサーの読み取り精度を図るソフトウェアでセンサーの性能をチェックしました。

G203の設定
  • DPI800
  • ポーリングレート1000hz

4つのマウスパッドで検証したところ、全て問題ありませんでした。

マウスのセンサーが反応しなくなる距離「リフトオフディスタンス」も高くないので、ゲームプレイに支障が出ることはありませんでした。

マウスソールは5枚貼られている

G203は小さめのマウスソールが5枚貼られています。引っ掛かりはあまり感じないので、標準ソールとしては悪くない出来だと思います。

滑りは標準で大きすぎず小さすぎないサイズなので、癖が少ない操作性と言えるでしょう。

ロジクールG203の形をチェック

下から見ると、マウス上部が膨らんで見える
上から下に向かって細くなる形状

G203は全長116mmと小さめのサイズで、卵のような形をしています。マウスの高さは38.2mmと低めですが、マウスの後ろ側が高くなっているので、背の低さを感じない形状となっています。

側面はマウスの上から下に向かって細くなる形状「逆ハの字」となっていて、指を曲げた時に薬指と小指を自然に沿わせることが出来ます

ロジクールG203の持ち方との相性

かぶせ持ちとの相性は悪い

かぶせ持ち
薬指と小指が浮いてしまう

指を伸ばして、べったりとマウスを握る「かぶせ持ち」との相性は良くないです。G203は卵のような形をしています。そのため、かぶせ持ちをすると薬指と小指が浮いてしまいます。

かぶせ持ちの人は左右非対称のマウスを使った方が快適にマウスを操作できます。

つかみ持ちとの相性は良い

つかみ持ち
サイドの形状が指にフィットする

手のひらを付け、指を立ててマウスを握る「つかみ持ち」との相性は良いです。側面の形状がマウスの底面に向かって細くなる形状をしているので、マウスの形に沿って指を置くことが出来ます。

サイドの形状も細いので指先でエイムを調整している感覚を得やすいと感じました。

つまみ持ちとの相性は良い

つまみ持ち

指先だけでマウスを持つ「つまみ持ち」との相性は良いです。サイズが小さいので手が小さい人でも自然に指を配置できます。マウスを上下に動かしても手のひらに当たらず自由にマウスを動かせるので、細かいリコイルコントロールもやりやすかったです

本体の小ささ、サイドの形状が相まってつまみ持ちがしやすい

ロジクールG203を使ってみた感想

手が小さい人でも持ちやすいサイズ

G203はサイズが小さいので、手が小さめの人でも操作しやすいです。僕の手の大きさは17.5cmと男性の平均よりも少し小さいのですが、G203は手にスッポリ収まってくれます。

また、サイズが小さいので、手が小さくても指先でマウスを操作している感覚を掴みやすいです。

G PRO SUPERLIGHTのような中型のマウスでも大きいと思う人には、ちょうどいいサイズ感だと言えます。

85gと少し重ための重量

G203は85gと少し重ため

G203の重さは85gと少し重ための重量設計なので、60g以下の軽量マウスを使った後だと少し重たく感じました。

個人的には70gくらいになってくれると有難かった

しかし、100g台の重量級のマウスと違い、慣れてしまえば気にならない重さとなっています。

「重たい」と聞くとデメリットしかないように思うかもしれませんが、重たいマウスにもメリットがあります。重たいマウスは軽いマウスよりも安定感があります。

緊張した状態では手が震えることがありますが、重たいマウスなら余計な動きが伝わりづらく、安定したパフォーマンスを発揮できます

プロ選手にも重ためのマウスを使っている人もいるので、「重たいから使えない」という心配はしなくても大丈夫です。

クリックが軽くて連打がしやすい

G203のメインボタンは軽い力でクリック出来るので、高速連打やタップ撃ちのような正確な動作のどちらもやりやすかったです。クリックが硬いとマウスを握る手に無駄な力が入ってしまいますが、G203は力を抜いた状態でクリックすることが出来ました。

連打しやすいメインボタンですが、誤爆しやすいというデメリットもあります。

低価格だけど全く問題なく使える

G203はエントリーモデルのゲーミングマウスということで、「性能に問題があるのでは?」と思う人も少なくないでしょう。僕は振り向き30cmのローセンシなので、マウスをぶんぶん振り回しますが、センサーが飛んで視点が変な動きをしてしまうことはありませんでした

VALORANT・Overwatchで使いましたが、全く問題なく使用できました。

机の雰囲気に合わせてライティングを変えられる

G203はG HUBを使うことで、机の雰囲気にライティングを合わせることが出来ます

例えば、机の上をモノトーンで統一するのであれば「黒の本体に白のライティング」といった具合に調整できます。

最近ではゲームの性能だけでなく、オシャレに気を使ったゲーマーが増えているので、ライティングの調整機能は便利だと感じました。

もちろんライティングが邪魔なのであれば、消すことも出来ます。僕はいつもライティング系は消して使用しています。

ケーブルが柔らかくて取り回しやすい

ビニールケーブルの中では柔らかく扱いやすい

G203のケーブルは細くて柔らかいので、取り回しやすいです

通常のビニールケーブルは太くて硬いのでどこかに当たるとペチペチとした感触が強く手に伝わってくるのですが、G203のケーブルはぺちぺち感が少ないように感じました。

また、マウスを振った時もマウスがケーブル引っ張られている感覚が少なく、快適にマウスを振り回すことが出来ました。

感度が高くマウスを振り回さない人は、ほとんど気にならない操作感だと思います。

G203のケーブルは細いので、マウスバンジーを使った時にスルスルと抜けてきやすいと感じました。マウスバンジーを使う人はケーブルが抜けないようにしっかり対策しましょう。

ロジクールG203の設定方法

まずは「Logicool G HUB」をインストール

DPIやライティング、ボタン割り当ての設定には「Logicool G HUB」というソフトウェアが必要になります。G HUBはLogicoo Gの公式サイトでインストールできます

G HUBに対応していれば、G203以外の製品の設定も変えることが出来るので、他にもLogicoolのマウスやキーボード、ヘッドセットを買おうと思っている人はインストールしておきましょう。

G203以外にも対応

DPIの設定方法

感度の画面からDPIの変更が可能

G203のDPIは、初期設定で400/800/1600/3200の4つが登録されていて、マウスの中央のボタンで変更できます。

「G HUB」ではDPIを200~8000まで50刻みで変更できます。また、DPIは最大5まで設定できます。G HUBの感度画面のスライダーをクリックすると簡単にDPIを追加できます。

「DPIの設定は1つか2つで十分」という人は、DPIをクリックしてバックスペースキーを押すか、スライダーの外にドラッグして削除できます。

ポーリングレートの設定方法

画面左下のレポートレートの数値をクリック

G HUBの感度画面の下の方にレポートレート(毎秒)という項目があります。その数値をクリックするとポーリングレートを変更できます。

ポーリングレートとは

ポーリングレートとはマウスからパソコンに情報を送信する頻度を表した言葉です。

1000hzであれば、1秒間に1,000回情報を送信したことになります。

ポーリングレートは数値が大きくなるほどマウスの遅延が減りますが、その分パソコンの負荷が大きくなります。もし1000hzで動作に異常があるときは、500hzにすると改善するかもしれません。

動作に異常が無ければ1000hzのままで大丈夫です。

LIGHTSYNC RGBライティングの設定方法

LIGHTSYNCから光らせ方を変えられる

G HUBのLYGHTSYNCでマウスの光らせ方を変更できます。プリセットにある「効果」をクリックするとパターンを選べます。効果の項目で「オフ」を選べば、ライティングを消すこともできます。

プリセットの設定によっては、色が変わる速さを設定する「速度」・明るさを設定する「輝度」の変更も可能です。

プリセット以外にも「フリースタイル」「アニメーション」という機能もあるので、自分好みに設定しましょう。

ボタンの設定方法

各ボタンにコマンドを割り当てられる

G HUBで各ボタンの設定を変えることが出来ます。ゲームではあまり使わないので、こだわりの機能が無ければ触れなくても大丈夫です。

例えば、普段使いで、Ctrl+C(コピー)やCtrl+V(貼り付け)などを頻繁に使うのであれば、サイドボタンに機能を割り当てることで、作業効率を上げられます。

使わないボタンがあれば「使わないボタンをクリック→無効化」で選択したボタンの機能を無効にできます

ロジクール「G203」と「G304」の違い

左がG304・右がG203
G203G304
サイズ(全長×横幅×高さ)116.6mm×62.15mm×38.2mm116.6mm×62.15mm×38.2mm
重さ85g99g
接続方式有線無線
ケーブルの長さ2.1m1.1m
ボタン数66
DPI200~8000(50ずつ変更可能)200~12,000(50ずつ変更可能)
ライティングLIGHTSYNC RGBライトなし
ポーリングレート125/250/500/1000125/250/500/1000
カラーブラック/ホワイト/ブルー/ライラックブラック/ホワイト/ブルー/ライラック/ミント
価格4,510円5,720円

G203とG304の大きな違いは「重さ」と「有線か無線か」です。G203に比べるとG304は少しだけ重たく感じるので、少しでも軽い方が良いという人はG203をおすすめします。

しかし、G304は無線なのでケーブルのことを考えずにマウスを操作できました。ケーブルの煩わしさを無くしたいのであればG304をおすすめします。

どちらを使ってもパフォーマンスに大きな影響はなかったので、価格や接続方法、重さの好みで選びましょう。

ロジクールG203はこんな人におすすめ

  • 予算5,000円
  • つかみ持ち、つまみ持ち
  • 手が小さい
  • 軽いクリックが好み
  • マウスの機能を細かく設定したい
  • ライトゲーマー(楽しくゲームをしたい人)

G203は予算5,000円、楽しくゲームをしたい「ライトゲーマー」におすすめです。G203は安いながらもゲーミングマウスとしての機能を十分に発揮しています。

形状に関しては、かぶせ持ちには合いませんが、つかみ持ち・つまみ持ちに合った形状をしています。特に手が小さい人にはフィットしやすいと思います。

「手が小さい」「重さやケーブルを気にしていない」「出来るだけ安くてまともなゲーミングマウスが欲しい」という人にはピッタリのマウスとなっています。

以上ロジクールG203のレビューでした。

Logicool G203
総合評価
( 3 )
メリット
  • 安い
  • つかみ持ち、つまみ持ちがしやすい
  • ケーブルが柔らかく、ストレスが少ない
  • G HUBを使うと細かく設定を変えることが出来る
デメリット
  • 少し重たい
  • クリックが軽すぎる
  • かぶせ持ちとの相性は悪い

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