この記事では激推しマウスパッドG-SR-SE Biをレビューします。買う前の参考にしてください。
パッケージとデザイン
パッケージがこちら、黒のパッケージに赤い文字が印字されています。パッケージに窓が付いていて中のデザインがうっすら見えます。
さっそく中身を見てみましょう。
本体を広げるとこんな感じです。今までのG-SR SEとは雰囲気が全然違いますね。深緑色でとても落ち着いた色味になっています。
画像だと水色に見えますが、実物はもっと緑っぽい色をしています。G-SR SE Biの公式サイトを参考にしてください。
前作からデザインが大きく変更された
以前までのG-SR-SEはマウスパッドの中心にZOWIEのロゴがどでかくプリントされたデザインでしたが、Biになり落ち着いたデザインに変更されました。
以前のデザインは「かっこいい」という印象でしたが、Biは「洗練された」という印象です。「Rouge」と「Gris」はDeep Blueと似たデザインになっています。
製品仕様
サイズ | 470mm×390mm×3.5mm |
滑りのタイプ | バランス |
エッジ | ステッチ加工なし |
カラー展開 | Gris(黒)・ROUGE(赤)・Bi(深緑) |
裏面の滑り止め | ラバーベース |
価格(2024/12) | 5,980 |
表面の触り心地|さらさら
G-SR-SE Biの表面は非常にサラサラとしており、肌触りがとてもいいです。指で表面をなぞるとザラザラ感はほとんど感じず、滑らかな表面であることが分かると思います。
そのため、腕を大きく動かしたときにも擦れ感がほとんどなく、快適に使用できます。
柔らかさ|少し硬め
G-SR-SE Biのスポンジは少し硬めです。沈み込みによる変化は少なく安定した操作が出来ます。また、全く沈み込まないわけではないので、わずかに止めのアシストも期待できます。
巻き癖|強め
初日の巻き癖がこちら。
二日後の巻き癖がこちら
僕の個体は巻き癖がかなり強かったです。以前Deep blueを購入した時はここまで強い巻き癖は無かったので、少し気になってしまいました。
ただ、ゲームをしない時に本などで上からマウスパッドを押さえておけば数日で巻き癖は落ち着きます。
逆向きには巻かない方がいい
たまに巻き癖が気になるからと言ってマウスパッドを逆向きに巻いている人を見ますが、僕はおすすめしません。
マウスパッドを逆向きに巻くと、滑走面にしわが出来る恐れがあります。それではせっかくのフルフラット仕様が台無しになってしまいます。
もし巻き癖が気になるなら、巻き癖が気になる部分に本などの平らなものを置いて矯正するようにしましょう。
エッジ|切りっぱなし
エッジのステッチ加工はありません。長期間使用していると縁がほつれたり、毛玉が出来たりする可能性があります。
ただ、布製マウスパッドが消耗品のため、そうなる前に買い替えてしまう人が多いと思います。
裏面の滑り止め|グリップ力高め
裏面の滑り止めは優秀です。ラバー素材がしっかりとマウスパッドの動きを抑えてくれます。僕の環境ではゲーム中にマウスパッドがずれてしまうこともありませんでした。
湿気耐性
数日使用した段階では滑りの変化は感じられませんでした。しかし、執筆時期が12月ということもあり、湿気耐性を確認するには物足りない環境だと言えます。
そのため、湿気が気になるタイミングがあれば後日追記します。
アームカバーとの相性|良い
僕が使用しているアームカバー(CW-X)との相性は良いです。非常に滑らかな表面なのでアームカバーを着用しても引っ掛かりを感じませんでした。
センサーとの相性
滑りと止め
中程度の滑り
G-SR-SE Biはサラサラとした滑走で、速くもなければ遅くもない「普通」くらいの滑りとなっています。まさに「バランスタイプ」の滑りと言えるでしょう。
マウスを細かく動かすと滑りが少し鈍く感じましたが、大きく動かしたときはバランスタイプらしい中程度の滑走速度になります。
滑走速度を他のマウスパッドと比べるとArtisan零MID・G640より遅く、QcK+・VAXEE PAより少し速いくらいでしょうか。
比較的止めやすい
止め性能もバランスタイプらしい素直な止め感と言えます。沈み込みによる滑りの変化は少なく、表面摩擦でマウスが止まります。
細かく動かすと滑りが少し鈍くなるので比較的簡単にマウスを止めることが出来ました。フリックエイム
また、大きな動きでもそこまで速い滑走速度ではないため、手を止めるとちゃんとその場所でマウスが止まってくれるように感じました。
使ってみた感想
癖が少なく扱いやすい
G-SR-SE Biは滑りの癖が少ないです。多くの人が「普通の滑り」だと思うのではないでしょうか。
滑走速度が速いわけでもなく遅いわけでもない、沈み込みによる変化も少なめという、まさに布製マウスパッドの基準と言える使用感でした。
滑りにこれといった特徴が無いので、様々なシチュエーションに柔軟に対応してくれます。
僕は普段APEX LEGENDSやVALORANTという操作性の全く違うゲームをプレイしていますが、どちらもG-SR-SE Bi一枚で全く問題なくプレイできています。
肌触りがとても良い
G-SR-SE Biは肌触りがとても良いです。僕は今までArtisan零のようなざらつきのあるマウスパッドを使用していたため、余計に肌触りが良いと感じました。
腕の擦れ感が少ないマウスパッドが欲しい人にはピッタリです。
良いところ
- 癖の少ない滑りで扱いやすい
- 肌触りが良い
- アームカバーとの相性がいい
- 底面のグリップ性能が高い
- これ一枚で様々なシチュエーションに対応できる
気になるところ
- ステッチ加工なし
- 縦のサイズが少し小さめ
前作Deep blueと比べると?
Deep blueと比べると、Biの方が表面がより滑らかになっていました。もともとDeep blueもかなりサラサラだったのですが、Biの方がより毛羽立ちが少なくなっていました。
滑りは僅かにBiの方が遅いです。とはいえ、ゲーム中にパフォーマンスに変化が生まれる程の違いではないので、Deep blueを使用していた人でも問題なく移行できるでしょう。
まとめ
G-SR-SE Biはバランスタイプらしい素直な使用感のマウスパッドです。癖が少なくあらゆるシーンに柔軟に対応してくれます。
サラサラとした滑走面は肌触りが良く、素肌でも痛くなりづらいです。アームカバー(CW-X)との相性も良く快適な操作ができます。
裏面の滑り止めもしっかり機能しており、ゲーム中にマウスパッドが動いてストレスになることもありませんでした。
全体的に見てもかなり完成度が高いので、バランスタイプのマウスパッドを探しているのであれば、是非G-SR-SE Biを試して欲しいです。
以上G-SR-SE Biのレビューでした。
- 癖が少ない滑り
- 肌触りが良い
- アームカバーとの相性が良い
- 滑り止め性能が高い
- 色々なシチュエーションに対応できる
- エッジのステッチ加工がない
- 5,980円と少しお高め