FPS7,000時間やってるわかるです。
昔から定番の「コントロール系マウスパッド」として人気を博している「QcK Heavy」。一般ゲーマーからプロゲーマーまで幅広いプレイヤーに使用されている実績のあるマウスパッドです。
この記事ではそんな人気マウスパッド「QcK Heavy」を詳しくレビューします。
目次から飛べるので気になるところからチェックしてください!
QcK Heavyの製品仕様
QcK Heavyの製品仕様はこちらから
素材 | マイクロウーブン(布製) |
サイズ | 450mm×400mm×6mm |
ステッチ加工 | なし |
裏面の滑り止め | ラバーグリップ |
価格(2024/12/16時点) | 4,036円 |
QcK Heavyの製品仕様はこちらから
素材 | マイクロウーブン(布製) |
サイズ | 450mm×400mm×6mm |
ステッチ加工 | なし |
裏面の滑り止め | ラバーグリップ |
価格(2024/12/16時点) | 4,036円 |
QcK Heavyの特徴
ザラザラとした表面
QcK Heavyの表面はざらざらとしています。指でなぞるとざらっとしたフィーリングを感じます。マウス操作時にも常に摩擦を感じる使用感となっています。
G640などのサラサラ系のマウスパッドから移行するとざらつきがやや気になるかもしれません。ただ、腕が痛くなるほどのザラザラ感ではないのでそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。
6mmの極厚マウスパッド
QcK Heavyは450mm×400mmの大型マウスパッド、厚さも6mmと極厚です。
厚さはありますが硬めの素材で沈み込みはあまりありません。マウス操作時に若干の沈み込みを感じますが見た目ほどのインパクトはなく、かなり扱いやすいと感じました。
ステッチ加工無し
ステッチ加工はありません。長期間使用するとマウスパッドの縁がほつれてくる可能性があります。
また、6mmの厚さと相まって腕を縦方向に動かすと擦れる感じがします。気になる方は机から垂らすようにマウスパッドを置くと擦れ感が減るので試してみてください。
ブランドロゴの主張が激しい
左下にブランドロゴあります。他の場所と質感が変わり、マウスを滑らせるとガリガリします。実際に使って気になったことはありません。
強力な滑り止め性能
滑り止めにはラバーベースが採用されています。ラバー素材の滑りにくさと本体重量が相まって使用中にマウスパッドが動くことはほとんどありません。
僕はローセンシプレイヤーなので、腕を乗せて激しくマウスを動かしますがQcK Heavyがずれてしまった経験は一度もありませんでした。
巻き癖がかなり強い
QcK Heavyは厚みのあるマウスパッドを無理やり細いパッケージに入れているので、巻き癖がかなり強いです。
パッケージから出したときは左右が浮いてしまっており、癖が無くなるまでかなりの時間を要したのを覚えています。
少しでも早く巻き癖を無くしたい人は平たく重さのあるもの(本など)をマウスパッドの上に置いておくと良いでしょう。
また、巻き癖を直そうとしてマウスパッドを反対方向に丸める人がいますが、滑走面のうねりに繋がるのでやめましょう。
センサーとの相性
僕は気分屋で様々なマウスを使ってゲームをプレイしますが、QcK Heavyを使っていてカーソル飛びを経験したことはありません。センサーとの相性は良好と言えるでしょう。
主な使用マウスはこちら
- G Pro X Superlight
- G Pro X Superlight 2
- Razer Deathadder V3 pro
- ZOWIE ZA13-C
- VAXEE NP-01
- VAXEE NP-01S
湿気耐性は弱め
レビューでも散見されますが、QcK Heavyは湿気には強くありません。湿度の高い日にQcK Heavyを使用すると明らかに滑りが悪くなります。
特に梅雨時期は常に重たい滑りになってしまうため、除湿器やドライヤーで湿気対策をする必要があります。
QcK Heavyの滑りと止め
- 滑りだし:普通
- 滑走速度:やや遅め
- 止め:やや強め
コントロール重視の滑り
表面の滑りとクッション性のどちらも「マウスを止める」ことを重視したものとなっています。
QcK Heavyの表面は柔らかい素材ながらも適度なざらつきがあり、マウスを動かすと常に適度な抵抗感を感じます。
滑り出しはそこまで遅いわけではありませんが、滑走速度はやや遅めといった印象です。
また、6mmとかなりクッションが厚めに作られているため、マウスパッドの沈み込みによっても止めをアシストしてくれます。
滑りの速さはG640やGSR-SEといったバランス型のマウスパッドよりは遅く、G-SRのような止め特化のコントロール型よりは滑ります。
QcK Heavyを使ってみた感想
「止め」動作がかなりやりやすい
先程紹介したようにQcK Heavyはコントロール重視のマウスパッドとなっているので、
- フリック
- 遠距離を狙う時の精密な動き
- 一定方向に動く敵に対してのトラッキングエイム
この3点がやりやすいと感じました。しかし、マウスを止めるときにピタッと止まる感覚があるので、素早い切り返しは苦手な印象を持ちました。
また、マウスパッドの厚みが6mmとかなり分厚いので沈み込みも強いのかと思っていたのですが、そこまで柔らかい素材ではなく一貫した操作性となっていました。
そのため、Apexなどのトラッキングゲームでも問題なく使用できると感じました。
湿度が高い日は滑りの変化が気になる
ただ、湿度の高い日に使用するといつもよりもヌルっとした滑り心地になるので、レビューにもあるように湿気耐性は弱いのだと思いました。
QcK Heavyの良い所と気になる所
良い所
- 操作時にわずかな抵抗感があり、多くの人が扱いやすい滑走速度
- 厚みがあるためコントロール性能が高く、マウスを止めやすい
- 本体重量と滑り止めのおかげで、マウスパッドがずれる心配がほとんどない
気になる所
- 湿気に弱いので、一定の滑りを維持するために対策する必要がある
- ステッチ加工が無いので縁から剥がれる恐れがある
まとめ:コントロール性能が高めのマウスパッド
QcK Heavyはコントロール系のマウスパッドで、止め性能に優れています。G-SRのようなコントロール特化のマウスパッド程滑りが遅いわけではないので、多くの人が使用しやすい操作感と言えます。
そのため、やや止めに寄った滑りが好き、コントロール感がある操作性を求めているという人におすすめのマウスパッドです。
しかし、滑り重視のプレイヤーや高速で敵が移動するゲームをプレイする人には滑りが鈍いと感じるかもしれません。
また、今まで使っていたマウスパッドが使用中にずれてしまい集中できないという悩みを持った人にもおすすめです。QcK Heavyであれば余程滑りやすい机でプレイしていない限りその心配はなくなります。
以上QcK Heavyのレビューでした。少しでも参考になれば幸いです。