こんにちは、FPS7,000時間やってるわかるです。
今回はコンパクトなゲーミングマウスパッドG440のレビューをします。G440はハードマウスパッドで布製マウスパッドとは全く違う操作感が特徴的です。
メンテナンス性が良く、滑りがとても速いので普段使いには最適ですが、ゲーム用のマウスパッドとしてはどうなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
パッケージとデザイン・付属品
パッケージとデザイン
裏面にはサイズやマウスパッドの性能がざっくりと書いてあります。この辺りは後ほど詳しく解説します。
開封するとこんな感じ。横340mm縦280mmなのでかなりコンパクトなサイズとなっています。
巻き癖は全くありません。布製マウスパッドだと巻き癖を直すのに苦労しますが、その手間が無いのは嬉しいです。
付属品
・保証書
・マニュアル
G440のスペック
マウスパッドの材質 | プラスチック(ポリエチレン) |
サイズ | 340mm×280mm |
厚さ | 3mm |
滑りの速さ | とても速い 9/10 |
止めやすさ | 止めにくい 1/10 |
裏面の滑り止めの性能 | しっかり固定される 4.5/5 |
エッジ(縁)の処理 | 切りっぱなし |
執筆時点での公式価格 | 2,750円 |
G440レビュー
滑り|とても速い
G440はハードタイプのマウスパッドなので、とても滑りが速いです。G640のような布製マウスパッドと比べると圧倒的なスピードを体感できます。
このスピードは布製マウスパッドでは出せない、G440の魅力と言ってもいいかもしれません。
マウスを滑らせた時に抵抗感が無く、つるつる滑ります。そのため、手の細かな動きも反映してくれます。
大雑把に敵を追い続けるトラッキングエイムとの相性が良く、滑らかに敵を追い続けることが出来ます。また、抵抗感が無いので、細かい微調整もやりやすいと感じました。
止め|止めにくい
G440はとても止めにくいです。表面にザラザラ感があるのですが、「止め」をアシストしてくれるものではないので、手の動きでマウスを止める必要があります。
また、マウスパッド自体にクッション性が無く、マウスを上から押し込んでも全く止まりません。
VALORANTで使用してみましたが、敵とエイムの距離が離れる程「止め」の精度が落ちてしまいました。細かな手の動作が得意な人には扱えるかもしれませんが、僕はとても難しいと思いました。
センサーの読み取り精度
フラッグシップモデルの「G Pro X Superlight 2」とエントリーモデルの「G304」でセンサーが正常に反応するかチェックしました。
どちらの結果も問題ありませんでした。ゲーム中にもセンサーのおかしな動作は無く、カーソル移動は安定していました。
他社のマウスのセンサーもチェックしましたが、こちらも問題ありませんでした。
ロゴが邪魔にならない
G440は右下にLogicoolのロゴがあります。しかし、ロゴがマウスパッドと一体になっているので全く邪魔になりません。
仮に右下までマウスが移動してもガタつかずに快適に操作できます。
表面の質感|ザラザラ
G440の表面はザラザラとしています。指でなぞるとざらっとした感触が手に伝わってきます。この「ザラザラ」がマウス操作の邪魔をすることはありません。
「ザラザラしてると腕が痛くなるんじゃない?」という心配があるかもしれませんが、ゲーム中には気になりませんでした。
クッション性|なし
G440にクッション性はありません。指で押してもマウスパッドの表面が沈むことはありませんでした。そのため、力を入れてもマウスの滑りが変化しづらく、安定した操作が出来ます。
滑り止めの性能|ずれない
裏面の滑り止めの性能はとても優秀です。マウスを激しく動かしてもマウスパッドがずれることはありませんでした。
ペタッと机にくっつくわけではないのですが、裏面のラバー素材がしっかりとマウスパッドの動きを固定してくれます。FPSをプレイするには十分な性能と言えるでしょう。
エッジの処理|切りっぱなし
マウスパッドのエッジは切りっぱなしです。プラスチック素材ということもあり、鋭く腕が擦れると痛くなりやすいです。エッジの処理はG440の弱点と言っても良いでしょう。
腕を大きく動かさないとあまり気になりませんでした。
アームカバー(CW-X)との相性|悪い
僕が使用しているアームカバー(CW-X)との相性は悪いです。腕を動かすとザリザリとした感触が腕に伝わってきます。常にマウスパッドとアームカバーが引っ掛かっているような感じがします。
また、腕を上に動かした時にマウスパッドの縁がアームカバーの布を巻き込んでしまいました。
マウスソールが削れやすい
マウスソールとは
マウスソールとはマウスの裏面に貼られている滑りを補助するシールです。
マウスソールがあることでマウス本体が擦れることなく、スムーズにマウスを動かせます。
G440は表面が布製マウスパッドよりも硬いため、マウスソールが削れやすいです。マウスソールが無くなってしまうとマウスをスムーズに操作できなくなってしまいます。
ただし、1,2週間で滑りが悪くなるようなことはほとんど無いので、あまり気にする必要もないかもしれません。もしマウスソールが削れてしまったら交換用のソールと付け替えてあげましょう。
メンテナンス性が抜群に良い
G440はプラスチック製のマウスパッドなので、表面が汚れてもウェットティッシュでさっと掃除することが出来ます。
仮にマウスパッドの上にお茶をこぼしても拭き取るだけで元通りになるのは嬉しいですね。
また、マウスパッドは少なからず腕と接触するので、表面に汗の汚れが溜まっていきます。そんな時も簡単に汚れを取れるので清潔にマウスパッドを使うことが出来ます。
G440はこんな人におすすめ
- コンパクトなマウスパッドが欲しい
- 予算3,000円でマウスパッドを探している
- 腕を大きく動かさない
- 滑りの速いマウスパッドが好き
- マウスパッドを清潔に保ちたい
- アームカバーは使わない
G440はハードタイプのマウスパッドで滑りがとても速いです。正確なフリックエイムよりも、大雑把なトラッキングエイムが得意です。
マウスを滑らせた時に抵抗感が無くつるつると滑るので、とても快適にエイムを合わせ続けることが出来ます。そのため、APEX LEGENDSなどのトラッキングが大切なゲームに向いています。
また、メンテナンス性が良く汚れがついてもサッと掃除できるのも大きなメリットです。
予算を抑えて滑りの速いマウスパッドが欲しい、コンパクトなマウスパッドが欲しいという人にはピッタリのマウスパッドと言えるでしょう。
まとめ
G440はハードマウスパッドなので、布製とは全く違う操作感となっています。滑りが非常に速く、止めにくい、スピード特化のマウスパッドと言えるでしょう。
トラッキングエイムが大切なゲームでは、操作性の良さが光ると思います。ただ、フリックエイムでマウスをピタッと止めるのは難しいです。
また、ハードマウスパッドなので布製よりもメンテナンスがとてもしやすいです。デスク環境を綺麗に保ちたい人にはピッタリのマウスパッドだと思います。
サイズが小さかったり、エッジの処理がされていないというデメリットはありますが、そこが気にならない人には有力な候補になるのではないでしょうか。
以上G440のレビューでした。
- コンパクトなサイズ
- 値段が安い
- 滑りが速く、トラッキングエイムがしやすい
- メンテナンス性が良く、清潔に保てる
- 滑り止めの性能が良い
- ローセンシだと大きさが物足りない
- エッジが切りっぱなしで鋭い
- ピタッとエイムを合わせるのは難しい