資格

ITパスポートの難易度、対策、勉強法など

投稿日:2020年4月11日 更新日:

こんにちは!

今回はITパスポートについてご紹介したいと思います!

ITパスポートとは

ITパスポートとは「情報処理技術者試験」のうち最も簡単なIT系の国家資格です。

よくiパス(アイパス)と略されます。

公式では以下のように書かれています。

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

情報処理技術者試験とは

情報処理技術者試験とはIT系の資格でたくさんの種類があります。以下のようなものがあります。

このうち、左下にITパスポートがあると思います。

基本的には、

ITパスポート → 基本情報技術者試験 → 応用情報技術者試験 → 高度試験

の順番でよく受験されます。

文系の方や、ITのことよく分からないけど勉強してみたいと考えている方はまず「ITパスポート」を取りましょう。

仕事がIT関係でない方はITパスポートだけ受験するのが普通かと思われますが、将来、IT系で働きたいと思っている方などは次に「基本情報技術者試験」を受けるのをお勧めします!

難易度

情報系でない方

難易度: 中

勉強期間: 2,3ヵ月程度(50~100時間程度)

IT系の知識が全くない方は少し取得するのに少し時間がかかるかと思います。

しかし、下でご紹介する参考書などをやっていけば、文系の方や非IT系の方でも確実に合格することも可能ですのでご安心を

情報系でなくてもITパスポートを持っていれば、就活で有利になると思うので、ぜひ取得しておきましょう!

情報系の方

難易度:低

勉強期間: 1,2ヵ月程度(20~30時間程度)

情報系の方からすれば、ITパスポートの難易度はそこまで高くありません

学生なら学校で学んだことがたくさん出てくるだろうし、社会人の方なら普段使う言葉などが出題されたりするので、暗記することも大幅に減ります

学校で情報系を学んでいる学生さんや、IT系に従事している社会人の方からすると少し物足りなく感じるかと思いますがいい勉強になるのでぜひ受験してみてください!

どんな人が受けるか

公式では応募者データを公開しており、以下のようになっています。

 

 

こんな人におすすめ!

  • IT系のこと分からないけど、少しだけ勉強してみたいと思っている方

 

試験要領

試験実施日、実施場所

実施日: 毎週(金、土、日のどれかが基本)

実施場所: 全国47都道府県

全国で毎週受験することができます。なので、1回落ちても受験料さえ払えば次週再受験することも可能です。

また、パソコンでポチポチ選択肢を選ぶ回答スタイルなので、合否は試験終了後その場でわかります

直前だと試験場所の座席が空いてないこともしばしばあるので余裕をもって予約しましょう

受験手数料

5,700円(消費税込み)

 

試験内容

出題範囲

出題範囲は以下のようになっています。

見ての通り結構範囲が広めです。

大きな特徴はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野に分かれている点です。

合格点

合格点は以下の通りです。

いろいろ書いてありますが簡単に言うと、総合点が6割で合格(ただし、3分野のそれぞれで3割以上は取ること)ということになります。

合格率

合格率は毎年50%前後となっています。

勉強しなかったら落ちますが、ちゃんと勉強していたらちゃんと合格するテストです。

 

ITパスポートに向けてやること

これからITパスポートに向けてどのような勉強をしていけばいいか分からない方も多いかと思います。

また、合格できるか不安と思っている方も、これからご紹介する勉強方法を実践すればほぼ確実に合格することができるのでぜひ参考にしてください!

勉強手順

参考書を読む

まずは参考書兼問題集をやります。

問題を解きながら知識を入れることで効率よく勉強することができます

使用する参考書は以下のものです。


この参考書をパーっと読み流ししてまずは全体像を把握しましょう

「試験にはコレが出る!」と書かれてある欄があるので、そこを重点的に覚えていけばいいです。

こんな感じで試験に出やすいところがまとまってるので活用していきましょう!

また、章末には問題があるので、覚えた知識でどれくらい解けるのか試していきましょう!

やるべきこと

  • まずは1周して全体像を把握
  • 「試験にはコレが出る!」を暗記
  • 章末問題を解けるようにする
  • 2,3週はする
  • 「試験にはコレが出る!」と章末問題が解けるようになったら過去問に進む

過去問を解く

次に過去問

過去問を解くことで、問題に慣れるだけでなく、自信に繋がります。

使用する過去問集は以下のものです。

まずは1周を素早く終わらせましょう
その時過去問で知らない用語などが出てきたら参考書で調べてを繰り返しましょう。
絶対に間違えない自信のある問題は2週目の時に解く必要ないです。

やるべきこと

  • まずは素早く1週目を終わらせる
  • 絶対に解ける問題は解かなくてもよい
  • 2,3週する

試験直前

試験直前は新しい問題集などはもう解かなくて大丈夫です。

上で使用した過去問集を見返して、自信をつけてテストに臨みましょう

まとめ

ここでご紹介した本2冊をやれば、ほぼ確実に合格できます

また、試験時間がめちゃくちゃ余ったりもするので、早めに試験を終わらせて足早に試験会場を後にしましょう!

今回はITパスポートについてご紹介しました。

もし、次のレベルにステップアップしたい場合、基本情報技術者試験を受験するのがおすすめです!

それではまた!

-資格
-,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

G検定に1週間で合格した話

こんにちは! 最近は人工知能ブームで、特にディープラーニングといった技術が注目され始めました。 今回は、そんなディープラーニングの資格であるG検定に合格したのでその話をしたいと思います! 目次1 G検 …

応用情報技術者試験に合格したのでその対策、勉強法など

こんには! 応用情報技術者試験に合格したのでその対策や自分がやった勉強などをご紹介します! 目次1 情報処理技術者試験とは1.1 情報処理技術者試験の難易度2 応用情報技術者試験とは2.1 難易度2. …

E資格に合格したのでその対策、勉強法など

こんにちは! 最近は人工知能ブームで、特にディープラーニングといった技術が注目され始めました。 前回は一般向けであるG検定についてお話しましたが、今回は、エンジニア向けであるE資格に合格したのでその話 …

基本情報技術者試験の対策、勉強法など

こんには! 今回は基本情報技術者試験についてご紹介しようと思います! 目次1 情報処理技術者試験とは1.1 情報処理技術者試験のレベル分け2 基本情報技術者試験とは2.1 難易度2.2 試験の構成3 …